言葉とは面白いもので、その中に文化、習慣、歴史、価値観など様々な意味合いが含まれていることが多々あります。
先日、いつものようにネットの波に乗って楽しんでいたときにタイトルの言葉に遭遇しました。どこかで耳にしたことがあるキャッチコピー。
日本の絵の具には「はだいろ」という色が当たり前のようにある。
日本人みんなが想像するあの色だ。
幼少の頃にはなんの疑問も抱かなかった「はだいろ」
しかし今この色に改めて直面したら、肌色って何色だろう?と思った。
人によって肌の色は違う。白い人もいれば、黒い人もいる。
ミャンマーでは同じ民族でもずいぶん肌の色が違う。「はだいろ」に疑問を持った時にちょうどミャンマー人がいたのでミャンマー語で聞いてみた。
「ねぇ、ミャンマーに肌色ってある?肌色って何色?」
「はだいろ・・うーん。。肌の色でしょ?何色かわからない。」
ですよね。同じミャンマー人でも中国系は白めですし、インド系は黒めですもん。
この「はだいろ」という言葉とその色に対する認識は極めて日本人的なんだなぁと思いました。ひょっとしたら日本社会並みに閉鎖的かつ単一民族である韓国にもあるかもしれませんが、様々な人種が暮らす国々では「はだいろ」はないと思われます。逆にアフリカのはだいろは黒でしょうか?私、初めてアフリカ(東アフリカ4か国)行ったときに驚いたのですが、アフリカに住んでいるアフリカ人って本当に真っ黒で、しかもアフリカ人しかいません!!(アフリカ人。と括ってしまうと怒られるかもしれませんが・・。)
このような環境下では日本とは違う「はだいろ」が存在する可能性はありますね。
しかしながらもしアメリカなどの多民族国家でこの色が肌色!と決めてしまったら、その色以外の肌を持つ人を差別することになってしまいますから、認識はあれど誰も言うことはできないでしょう。アメリカという国はタテマエを重視しますからね。タテマエ的にはアメリカンドリームとか自由の国とか、なんだかんだと良いことが言われていますが、実はあれほど差別のある国はない、と言われていますからね・・。少し立ち寄ったしかなく、住んだことがないので説得力がありませんが並みのアジア人がボストンとかに住んだら大変そうな気がします。人種差別というのは本当にツラいです。個人ではなく、もっと大きな枠で自分ではどうすることもできない部分を否定されるわけですから。
肌の色の話は面白いです。
東南アジアではとりあえず色が白かったら美人。みたいな美白奉り思想が存在しますw黒かったら黒くていいと思うのですが、そーゆう子こそ白くなろうと努力するんですよね。その結果、化粧が大変なことにwwwなんてことは多々あります・・。みんな自然が一番いいと思うのですが、、黒い肌に美白ファンデーションとか逆効果でしょ!
ちなみにこの二年間で私は「はだいろ」ではなくなってしまった可能性がありますw
外国に住んでいると日本に住んでいたら気付かないことに多く出会います。この想像外に出会うことによって考え直すことがあり、調べ直したりすることで新たな発想が生まれます。この新たな気付きが私は好きで、今日はこの記事を書いてみました。
本当はミャンマー人って実は・・
的な話を書こうと思ったのですが、それはまた後日!
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頑張ってやるんだよ・・・
又もどっといでね。
皆待っているよ
[ 2014年06月08日 01:39 ]
恐れ入谷
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有難うございます!
戻りたい旨、会社には伝えてありますのでまた戻ってきますよ!
[ 2014年06月08日 21:21 ]
とる
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とる君は着眼点がおもしろいんだよね。
なるほど、肌色か、そのような色の表現をするのは日本だけかもね。
普通の人は、そんなこと気が付かないよ。
クアランプールでも、とる君流情報を発信してもらいたいな。
引き続きファンを続けるよ。大きくなってミャンマーに戻ってきてよ。
[ 2014年06月09日 10:37 ]
JN
[
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ありがとうございます!
KLからどんな情報が発信できるか想像がつきませんが、今まで通り「とるの日常」をお伝えする予定です♪
[ 2014年06月10日 09:20 ]
とる
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