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ミャンマー人の英語力。

Happy Birth Day to Me!!
気付けば今月でミャンマーに来てから1年になります。来月からは2年生、どーもとるです。


以前読者の方からこんなリクエストがありました。

「日本とミャンマーの違いを書いてほしい。」


日本の朝ごはん
→コメかパン

ミャンマーの朝ごはん
→モヒンガーもしくはラペイェ(激甘ミルクティ)


日本の朝の挨拶
→おはようございます

ミャンマーの朝の挨拶
→なしw


まぁ数え上げれば枚挙に暇がないのですが、今日はミャンマー人の英語力について書きたいと思います。

ざっくり言いまして、




かなり高いです。

TOEICとかの点数は知りませんが、実用レベルの英語通用度はかなり高いです。しろまるしろまる省とかしろまるしろまる局に勤めている人はまず間違いなく英語が話せます。逆に話せないと「なんで?」となります。日本であれば外務省なら当たり前かも知りませんが、農林水産省とか国土交通省とかはどうなんでしょう。有名大学卒でしょうから、英語の成績はいいことでしょうが、実用的かというと甚だ疑問です。
しかしながらこれは彼らが悪いのではなく、ただ単純に英語を使う機会がない。ということだけだと思います。それにしてもせめて政治家には英語ぐらい話して欲しいと思いますが・・。

私も前職では一切英語を使う場面がありませんでした。Wall Street Journalには目を通していたので、目で英語を追うことはありましたが、話す機会は皆無でした。

このような状態で英語を話せるようになるのは不可能に近いです。

私は1か月だけカナダのバンクーバーへ行き語学学校に行っていた時期がありましたが、その時に感じたことは「英語だけの環境に身を置くことが大切なんだ。」ということです。別に外国へ行く必要はありませんが、日本で英語を話せるようになるためにはそのような環境づくりを自分でする必要があります。これも簡単なことではないですよね・・。


少し脱線気味ですが、ミャンマー人の英語力には驚かされます。今となっては普通のことですが、政府関係の人間はもちろん、経済界の人間もかなりの確率でみんな英語を話します。

これはなぜでしょう。

ミャンマー政府が英語教育に力を入れているわけではないですし、公用語はもちろんミャンマー語で国民の多くはミャンマー語、もしくは部族の言葉しか話せません。
これ私の意見ですが、英語を話せることのメリットが非常に大きいのが一番の理由だと思います。
国内産業が脆弱なミャンマーではどうしても外資との協力が必要となります。その場合のコミュニケーションツールが英語なのです。これは先進国もしくは途上国に限らず言えることだと思います。

日本のように国内マーケットが巨大で日本語さえ話せれば生きて行ける。という状況ではなかなか英語は身に付きません。しかしながら、ミャンマーのような国内マーケットが小さく、なおかつ人口が多い国では食いっぱぐれる人が出てくるのは当然です。戦後から1964年の東京オリンピック開催前後まで日本政府は外国への移住を推奨していましたし、チャンスがあれば外国へ行きたい!と思っていた人が多かったと聞きます。ほんの50年ほど前の話ですが今の日本とは全く逆の状態で誠に信じがたいですが、実際に移民して行った方から話を聞くと事実のようです。

今ミャンマーはその時の日本と同じような状態にあると言えます。

ミャンマー人の若い子に「どこか行きたい国ある?」と聞くと、こぞって「シンガポール」と言います。(金持ちの子は日本とかイギリスと答えますが・・。

ミャンマーが「開国」されてからミャンマー人の出入りが多くなったと聞きます。出ていく者もあれば、帰ってくる者もいると。
そんな彼らに共通して言えることが、英語が話せる。ということです。

英語が話せることによって職が見つかり、高給職を得られる可能性が広がります。

当たり前のことですが、これは日本と大きく違う点ですね。
日本ならば英語が全く話せないのに年収1000万円とか2000万円とかザラだと思います。(現に前の会社がそうでした
ところが、ここミャンマーではそんなことはありえませんwそれだけの稼ぎがある方は必ず英語が話せます。先日も推定年収数千万円と思われる方が日本からいらっしゃったのですが、その方は海外案件も多数扱っているにもかかわらずあまり英語が話せない・・「日本って不思議な国でしょ?」と笑い話になりましたw(内心笑えない・・


正直私の英語もかなりbrokenですが、まぁツールとしては使えているかな。という感じです。そりゃネイティブのようにスラスラっと話せた方がcoolでmuch betterですが、別に彼らになりたいわけではないですし、なったところで+αがなければ全く役立たずかと思います。

先月日本へ一時帰国していた際に金曜日の夜に六本木に行ったのですが、小高いclubで女の子はみんなモデルみたいで可愛いし、店内大いに盛り上がっていましたが、



ひとっ子ひとり英語話せず。。orz

これもまた持論ですが、日本は国内マーケットが巨大なだけに弊害は様々なところで物凄くあると思います。今後良い国づくりとはどうしたらいいのでしょうね。状況が状況だけに非常に難しいことだと思います。安倍さんとウーテインセインに期待しています。

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[ 2013年05月07日 00:00 ] ヤンゴン便り。 | TB(0) | CM(6)

とりあえず、HAPPY BIRTHDAY!!!!
[ 2013年05月07日 00:50 ] いーこ [ 編集 ]

さすがに誕生日、良い事書くねーw
本当はミャンマー語学習だけやってたいんだけど、自分の英語level上げないと仕事にならんので、仕方なくCNN見てモゴモゴやってます。
そうそう、間違いないようにちかぢかFBのアイコン変えときますw
[ 2013年05月07日 13:15 ] おおちゃんぺ [ 編集 ]

おおちゃんぺさん

おおちゃんぺさん・・どなたでしょうか?w全然想像が付きません!w
語学は日本語も含めて死ぬまで勉強せねばなりませんね、言葉を覚えるということは表現の幅が広がるということで自分にとっても相手にとってもいいことだと思います。
[ 2013年05月07日 16:24 ] とる [ 編集 ]

確かにミャンマー人の英語・その他語学力には驚嘆させられますね。
同世代の若い子たちに聞いても、ほとんどが独学というので恐れ入ります。

ミャンマーに来て、言葉の壁はアウトプットする(せざるを得ない)機会さえあれば何とかなるのではとつくづく感じます。
日本人は単語力ならしっかりあると思うので、あとは環境なんだなーと。


初めましてですが長々失礼しました!
[ 2013年05月07日 22:11 ] とりあえず名無し [ 編集 ]

ずいぶん前から、日本での仕事と英語は比例してると思いますよ。
英語が話せることで手当も付くし。
それは、随分と前から。
共用語が英語の会社も増えてきたし。
年収というより、仕事の満足度かも...。
あと、確かに前の職場の同僚にミャンマーの女性のDr.がいましたね。
とっても良い人で発音も綺麗で大好きでした。
[ 2013年05月08日 00:35 ] モスグレン [ 編集 ]

とりあえず名無しさん、モスグレンさん

>とりあえず名無しさん 初コメント有難うございます!背に腹はかえられない、という背景があるかもしれませんが、立派だと思います。私も頑張らなくては!

>モスグレンさん ミャンマーの方って世界中にいらっしゃるんですよねー。あれ?こんなところにも?みたいな笑
特に海外にいるミャンマー人は優秀で勇敢な方が多いように思います。政府関係の人間はDrばかりですよ!
[ 2013年05月08日 11:44 ] とる [ 編集 ]

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プロフィール

とる

Author:とる
大学卒業後3年半勤めた証券会社を2010年12月に退社。
2011年2月7日より西回りで370日間世界一周の旅に出る。訪問国は43カ国。

一時帰国した後にある方の勧めによりミャンマーへ。

2012年5月よりミャンマーという国に大きな魅力を感じたため住み着くことを決断。2年間で英語とミャンマー語が話せるようになり、水産業界に少し詳しくなる。

2014年6月より社命によりマレーシアへ移住。現在は首都クアラルンプールからモヒンガーに思いを馳せる。


夢を語るだけでは夢で終わってしまう。夢を実現させるためには行動が必要である。

Dream + Action = Dreamction



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