日本から帰ってきて物価の感覚が狂っていましたが、1日足らずですぐさま修正。どーもとるです。
単純に日本とモノの値段を比べたらそりゃ安いですよ、ミャンマー。
ただね、
質が全然違うのです!!ミャンマーの価格は全くもって理にかなっていません。
日本では安いものは安いなり、高いものはやはり高品質。というのが常識です。
この常識が全く通じない国、ミャンマー。
モノがない途上国では需給の関係で物価が吊り上るのはわかります。私が訪れた国で思い出されるのは東ティモールです。あの国は本当に自国で生産できるものがなく、カミソリ1枚ですら輸入しています。モノに対する需要もそれほどないので必然的にインフレ率は高くなります。
しかし、ミャンマーは人も多ければモノも多いし、なぜにこんなに高いのでしょうか。値段が高いものの代表格といえば不動産です。場所にもよりますが、余裕のバンコク越えです。ホテルもオフシーズンに入ったにもかかわらず東京のホテルと寸分変わらぬ値段を提示しています・・。
彼らの言い分は、過去十数年ずっと赤字で苦しんできた。旧法では借地年数が30年と限られており、残りの数年で過去の赤字を取り返す必要があり、背に腹は代えられない。ということですが、それに便乗してかローカルアパートですら値上げが激しいです。ホットシャワーはないし、蛇口さえないし、部屋は薄暗くて通気も悪いし、停電はするし、水もたまにこなくなったり・・という条件で一か月3万円とか4万円とかします。
私は全環境対応型の人間なのでどこでも暮らせますがw、一般的な日本人が住めるような居住環境の場所なら10万円は出さないといけないでしょうね。
不動産の価格高騰についてはここ1、2年続いていて、まぁ予想の範囲内というところですが、教育費まで高騰している模様です!
私、子どもがいないので日本の教育費がどれぐらいかわかりませんが、同僚の子ども(3歳)がインターナショナル幼稚園に通っていて、月謝が約2.2万円。この値段ならまぁ悪くないかなぁと思いますが、なんと今回の更新で値上げされて
5万円になったとのこと!5万円って約500ドルでしょ?私が現在通っているヤンゴン外国語大学は前期(4か月)が900ドルで後期(4か月)が600ドルなので平均すると月125ドルです・・。
幼稚園が大学の授業料の4倍!!!値上げに関して幼稚園側も理由があるようで、
その1 入園希望者の増加により、月謝を値上げして既存の園児数を減らす。
その2 母国語が英語のイギリス人女性を先生として雇用。
その3 施設の拡充。
まぁ真っ当な理由ですが、
「ザ・資本主義」って感じですよねー。
このように親の所得によって教育格差ができ、それはすなわち将来的に所得格差に繋がっていくのですね。まぁ低所得でも高等教育を受ける術はあるにはあると思いますが、それは簡単なことではないと思います。
もし子どもができたらよーく考えなくてはいけませんね。
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たまたまネット検索でここにたどり着いてからいつも、楽しく拝見させていただいております。
教育費についてですが、日本やバンコクでもインターナショナルは非常に高額なものと理解しております。実際のローカル幼稚園なども値上げになっているのでしょうか?大学の学費は値上げされていないのでしょうか?教えてください。
ローカルはあくまでも据え置きの模様です。というのも国立なので値上げされることは考えにくいです。幼稚園だと月に2,000円程度、大学も幼稚園と同様の料金のようです。しかしながら、大学には外国人専用料金が存在しますし、ローカル幼稚園に外国人が入れるかは不明です。それに関しては現在調査中です。
[ 2013年05月01日 00:03 ]
とる
[
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ご丁寧にありがとうございます。大学にも外国人料金があるんですね。外国人にとってまだまだ暮らすのは大変そうですね。お体に気を付けて頑張って下さい。今のミャンマーで働いて、勉強して素敵です。
電気代も外国人は現地人の4倍ですからね・・。励ましのコメント有難うございます。しばらくこの国にいるつもりですからのんびりやります♪
[ 2013年05月10日 10:21 ]
とる
[
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