最近日中気温は40度との噂のヤンゴンからこんにちは、どーもとるです。
新年を祝う水かけ祭りのながーい連休が21日に終わるとともにミャンマーに帰ってきたのですが、帰ってきた瞬間に訪問者の嵐!なかなかブログを書く時間が確保できませんが、ヤンゴンに戻ってきたことですし、また毎日更新を続けたいと思います。
ブログランキングも定位置に戻ってきましたwみなさん、クリック有難うございます。
いろんな方がミャンマーへ視察にいらっしゃっていますが、やはり目に付く酷さといえば
インフラ。ボウフラじゃないですよ、インフラです。
ま、ボウフラも酷いのですがw
ぁ、インフレでもないですよ、インフラです。
ま、実際インフレも酷いのですがw
インフラ。と言っても交通インフラ、通信インフラ、水力インフラなど多岐に渡りますが、商業ベースの話をすればその全てが壊滅的な国であります。
一応あるにはあるのですが、「安定供給」という言葉にはほど遠いです。
今日は少し電力の話をしたいと思います。
私は電力インフラの専門家でもなんでもないので、専門家の方からの質問は困りますのでご了承願いますw
ミャンマーの発電は80%水力発電に依存しています。なので、雨季と乾季では発電能力に差が出ます。その差は20%超。
ヤンゴン以外に住んだことがないので地方のことはわかりませんが、ヤンゴンでは停電が頻発します。高級ホテル、日系大手企業が入居するビルでも当然のように停電が起こります。
先日空港へ行ったら、午前中なのに消灯時間でしたw
P4230502.jpg P4230501.jpg 乾季となれば、工場地帯でも政府から送られてくる電力が1日たったの2時間だったりします。
こんな状態で工場が操業できるのでしょうか・・それでいて企業誘致を積極的に行っていますからね。すごいでしょ、ミャンマー。
しかし、統計データによると電力が不足しているのはヤンゴン管区のみでミャンマー全体で見たら、供給は需要を大幅に上回り、山間部ではタイなどの隣国に売電しているそうです。
ヤンゴン管区というのは地図でみればわかるとおり、平野が広がっており、水力発電所のある山間部からはほど遠いのです。ミャンマーの発電所は老朽化が進んでおり、発電効率が悪いのに加えて、送電能力が著しく低い模様で、山間部で発電された電力を効率よく都市部へ送電することができていないのがヤンゴン管区における電力不足の原因のようです。
ヤンゴン管区では需要に対して供給力が半分ぐらいなので当然停電が起こりやすい状況です。経済発展とともに電力の需要は伸長していくのでそれに合わせた、というかそれを上回る速度で発電能力を上げていく必要があることと思います。
電力の安定供給というのはヤンゴンだけでなく、東京もそうですし、大都市の宿命であり大きな課題ですね。
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