予約投稿が尽きたので実況中継でお送りします、どーもとるです。
現在ヤンゴン外国語大学は期末試験中です。とはいっても今週月曜日から始まって金曜日の今日に終わるのですが。
問題文さえもミャンマー語で書かれており、問題用紙に外来語は一切ありません!そう、数字さえもミャンマー語なのです。
もう、古文書にしか見えませんwこちらがミャンマー文字。
myanmar.jpg こちらは楔形文字となっております。
img4bd8d62czik0zj.jpg それでも希望して入学、勉学に勤しんでいるわけなので元々弱い学力脳に暗示をかけながら挑んでいます。
私、広義で苦手なものというものはないのですが、一般的なもので言えば
勉強が苦手です。嫌いではないのですが、苦手です。よーするに頭が良くないですw
その悪さといったら、勉強しながら自分の出来の悪さに失望するぐらいの悪さですよ・・。
いや、そんなことないと思います。ブログを見ている限りでは文才に溢れていますよ!という巷の声が聞こえてこないでもないですがw
それとこれとは話が別で、実は根暗なだけかもしれませんよね?私に会ったことがない方はブログ上での私しか知りません。そーゆう方に実際お会いするといつも言われることがあります。
「イメージと全然違う・・。」プラスの意味で捉えさせて頂いています!!私に関する負の部分はさておき、ミャンマー語というのは子音を表す基本字母の周囲に母音記号と声調が組合わさり文字を形成する表音文字です。
まずは日本語と同じで基本文字である「あいうえおかきくけこ」から習い、さらに母音記号、声調記号を学んで読み方を習得します。
これは読み方を覚えればいいだけなのでそれほど難しいことではありません。
が、
ミャンマー語は書かれている通り読んでも通じないことが多々あります。???書かれている通りに読んでも通じない?意味が分かりませんよね。
例えばです。
ミャンマー語で
「あいうえお」と書いてあるとします。
しかしこれを
「かきくけこ」
と読むのです!もちろん「かきくけこ」の音に値する文字はあるのですが、それを発音通り「かきくけこ」と書かずに「あいうえお」と書いて「かきくけこ」と読む。
この意味不明の無限大ループがミャンマー語の特徴です。漢字の当て字に似ていますが、その領域を超えており、「自転車」とか「髪」とか日常単語にありふれています!!なので、書き方と読み方を両方覚える必要があるのです。1つの言語を学ぶのに2つの言語を学ぶ労力を要します・・。
こんな問題がSpeaking & Listeningのテストで出題されました。
例えば、「トゥゲージン」(親友という意味)と書いてあって、これをどのように発音しますか。
答えは「タンゲージン」です。もちろん両方ともミャンマー語で書き記すことができるのですが、書くのは「トゥゲージン」で読むのは「タンゲージン」です。。
私が言いたいことは伝わったでしょうか?w
ヤンゴン外大のミャンマー語科の科目は5科目。
1Listening
2Grammar
3Writing
4Reading
5Economy and Oral
とのことですが、5の経済とオーラルがカオスです。5は本日あるのですが、詳細は不明wまぁ、経済といっても経済学ではなくて、数字に関する問題ですね。数字を書け!とか、今何時だ?とか。オーラルは・・面談か何かでしょうかwテストではない気がします。
試験時間は13時から16時まででなかなかの出題量を誇ります。
そして、
ボールペンのみ使用可能で、色は
青のみ。
どこまでもミャンマー式で大変結構なことです。
そーゆうわけで今週はなかなかヘビーな日々を送っていますが、にもかかわらず、日曜日から毎日会食が入っております!
プライベートに近いものが1件入っていますが、その他は全て会社関係。
ということで容赦のない会社ですw
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そうそう!この書き文字と読み方が全然違うから、ミャンマー人でも苦労してるし...とミャンマー人の友達が言ってたのはこのことですね。それにしても、短期間でもうこんなレベルのテストを受けてるって、すごいですよね。青のボールペンがスタンダードというのは、タイと同じですね。タイ語も、書き文字と読み方がびみょ~に違うし、英語表記にするとスワナンブミと書いて、スワナプーム空港と読ませるとかw。
[ 2013年03月22日 07:33 ]
はなわ
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やはりミャンマー人も苦労しているのですね・・ホントに意味がわからないですよwなんでこーやって読めるのに、この発音で書けるのに、そうしないのか。。
ヤンゴン外大はスパルタで、心地よいですw私はMではないのですが・・。
[ 2013年03月23日 11:26 ]
とる
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とるさん、こんにちは。Floating です。
本件、とても興味深く感じ、どういうことなのか、夫に聞いてみました。
夫によると、スペリングは正しい書き方で、でも話し言葉の発音は違うのだとの事。
「日本の旧仮名遣いみたいに、昔はそのように発音してたけど、口語だけが進化して、書き文字がそのままっていう感じ?」と、聞いてみたのですが、「そうじゃない。昔からこうなんだ。これがビルマ語だ」と言い切られてしまいました。。。
なーんてこったい。
まさに、意味不明の無限大ループです。
そうなんですよ!誰に聞いても「This is Mynmar, that's all.」なんですwでも納得いきますか?言葉に関してはそーゆうものだと思い、もはやそのように覚えていますが、その理由に関しては追究していきたいですし、興味は依然継続中です。人類学者などに聞けばわかるのでしょうか・・。
[ 2013年03月25日 12:07 ]
とる
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ぜひ、追求したいですね。
人類学者とか言語学者とかに聞くべきなのでしょうか、、
とりあえず、ネイティブスピーカーに聞くのは無駄だということは、確かですね。
みんなこの疑問に対してスルーしてるんですよねー。私は未だスルーできずにいますw
[ 2013年03月26日 15:07 ]
とる
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