削減
中規模の全電化厨房
すべての加熱調理器が電気式で、
調理数200〜700食/回を
提供する規模の加熱調理エリア
および配膳エリアを
検討対象とする。 外気処理空調方式
HACCPの衛生管理手法に準拠した
温湿度条件実現のため、
外気処理された空調を基本とし、
生外気導入は対象外とする。
また、
パンカルーバなど
加熱調理器からの熱上昇流を乱す
空調方式は採用しないこと。
空調吹出口の種類
空調吹出し気流によって生じる
気流の乱れが小さくなるように、
ユニバーサル型吹出口や
パンチング状大開口吹出口
などの利用が望ましい。
キャノピーフード+
天井排気の併用
本指針の適用範囲は
キャノピーフードによる換気方式に
限定され、
かつフードより上部の天井面に
熱や湿気が蓄積されることから、
天井排気を併用した施設設計を
前提とする。
高天井建物は本指針適用外。
業務用電化厨房施設の換気設備設計指針 JEHC103‐2017の適用条件
2021.9
業務用電化厨房施設の
換気設備設計指針 JEHC103‐2017の考え方
業務用電化厨房施設の設備設計指針については、
https://denkachubo.com
業務用電化厨房施設の換気設備設計指針[解説編]
参考資料-1
の削減ABA Bの消費電力量の削減
建築設備設計基準上の記載
算出方法
合計換気量加熱調理エリア種類
(×ばつ台数)12.013.521.010.19.07.024.013.521.010.19.014.05.09.15.09.1
立体炊飯器
(×ばつ2)
ローレンジ
(×ばつ2)
テーブルレンジ
回転釜
フライヤ
スチームコンベクション
オーブン配膳エリアローレンジ
麺ゆで器
定格
消費電力Qi(kW)
合計
消費電力Q(kW)
加熱調理器
分類
係数
( α )
本指針
による
換気量
(種類別)
本指針
による
換気量
(フード別)
面風速
(参考値)
(m/s)
キャ
ノピー
フード種類
換気フードの面風速から算出
(0.3m/s以上)
業務用電化厨房施設の換気設備設計指針
(JEHC103‐2017)
による計算式・係数
(m3/kW・h)
から必要換気量を算出
合計換気量 10,539
2,041
3,4997801,555
1,561
1,102
合計換気量 上記合計7,260+天井排気分726=7,98640704070110110110809609458407079901,5405507289601,785707990
1,540
1,278
0.141
0.153
0.272
0.191
0.296
0.348
非定格
運転型
非定格
運転型
定 格
運転型
シン グ ル
アイランド
シン グ ル
アイランド
シン グ ル
アイランド
シン グ ×ばつ奥行(m)フード
排風量
(m3/h)
ただし、
厨房の使用条件、
厨房器具、
フード形状等に応じた
必要換気量が明らかな場合は、
その値を用いて算定することを
検討してもよい。
原則として排気フードの面風速
(0.3m/s以上)
から算出した
換気量とする。
フード面風速からの一律換気量計算とは異なり、
加熱調理器の条件により係数を選定することで、
消費電力量
換気風量は
建築設備設計基準のフード面風速
加熱調理器上部の排気フード面積から算出した場合
業務用電化厨房施設の換気設備設計指針
(JEHC103‐2017)
から算出した場合
業務用電化厨房施設の
換気設備設計指針
(JEHC103‐2017)
から算出した場合
建築設備設計基準の
フード面風速
加熱調理器上部の排気フード面積
から算出した場合
加熱調理器の特性に合わせた適正な換気量計算により、
換気量が低減します
電化厨房換気量の適用基準別算出値比較
本設計指針の考え方で換気・空調設備の消費電力量が低減しますABAB

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