木瀬ダム
豊田市北部(旧藤岡町)の木瀬川にあるこのダムは1999年竣工と結構新しいダムです。コンクリートも未だ白いところが残っております。形的には南方にある雨山ダムと類似している感じです。ダム周辺は公園が整備されており、自然の中で日向ぼっこが満喫できそうです。(実際そういった人がいました。)
このダムの一番の目玉は天端高欄につけられた、地元小中学生の手形でしょう。この地は昭和47年に大規模な水害に見舞われてその治水の意味が込められているそうです。手形ですが平成9年と書かれていましたので、現在は皆大きくなっていることでしょう。ダムを囲んで同窓会なんてのもいいかもしれないですね。
ダム湖のしらさぎ湖は「白川から注ぐ水と三箇木瀬の山々からの湧水が里を流れ木瀬ダムによって堰き止められてできあがる湖で白川.三箇.木瀬の3地区の頭も文字「白(しら)」.「三(さ)」.「木(ぎ)」を組み合わせ「青い空、湖面に映える木々の緑、そしてその空間をしらさぎが悠然と舞う幻想的な風景」をイメージして名づけられています。
木瀬ダム
左岸からです。オリフィスからの自由越流が結構な流量がある感じです。
しらさぎ湖です。ダム湖が出来る前は湿地帯で「さぎ草」の自生地だったそうです。
木瀬ダム
木瀬ダム
堤体裏ですが、枯れ木が邪魔してる・・・。
天端高欄の手形です。この手形の子たちは今どうしているのでしょう。
木瀬ダム
木瀬ダム
堤体正面です。堤体下にも駐車場がありますよ。
堤体下横から。小さなダムでもこの位置からだと迫力ですね。
木瀬ダム
Dam Data
河川名
矢作川水系木瀬川
ダム湖名称
しらさぎ湖(しらさぎこ)
ダム形式
重力式コンクリート
放流設備
×ばつ4門
常用 ×ばつ1門
用途
洪水調節/農地防災、不特定用水/河川維持用水、上水道用水
管理者
愛知県
着手年/竣工年
1991/1999
堤高/堤頂長/堤体積
33m/192m/52,300m3
総貯水容量/有効貯水容量
644,000m3/579,000m3
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