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世界のダム 全項目表

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Oroville


ダム写真

(撮影:HAL)
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国/河川 US[アメリカ]/Feather
完成年 1967
ダムタイプ アース
機能 W,C,I,H,R
堤高/堤頂長/堤体積 235m/1707m/61000千m3
貯水池容量 4364百万m3
ダム所有者 California Dept of WR
リンク Oroville Dam

【注】
データは、「WORLD REGISTER OF DAMS 2003」を基礎として、「Water Power & Dam Construction Yearbook 2003」、これら書物の新しい年版、雑誌の記事、ネット上の情報などを元に修正・補充して作成したものですが、資料によって情報内容が異なることがしばしばあり、正確性には限界があります。なお、ダムタイプについては、日本の型式分類の概念と必ずしも一致しない点がありますので、注意が必要です。

機能の略号は次の通り。
C : Compensation
F : Flood/River controll
G : GroundWater recharge
H : Hydro power
I : Irrigation
M : Multi-puroose
N : Navigation
O : Other
P : Pollution controll
R : Recreation
T : Transfer
TA : Tailings
W : Water supply


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アメリカのダム見学記

これは、HALさんによるアメリカのダムの見学記です。1週間の休暇を利用してダム巡りをした様子を多数の写真とともに詳細に紹介しています。
この度アメリカのいくつかのダムを見学いたしましたので、その記事を書かせていただきました。

今回1週間の休暇を頂くことができ、旅行の行き先として、フーバーダムそしてアルカトラズ島には行きたかったので、それぞれの近郊都市であるラスベガスとサンフランシスコがメインとなる旅にしようと思ってました。そして他の観光はどうしようかと考えているうちに、やはりダム巡りをしたいと思うようになりました。
しかしアメリカでフーバーダム以外に有名なダムや特徴的なダムは全く知らない状態でしたので、とりあえず、堤高が高いダムがどの程度あって、それがどこにあるかを調べました。


?T.Oroville Dam

1.ダム関連情報

1−1.ダム諸元

ダム名(英語) Oroville Dam
ダム名(日本語) オロビルダム
アメリカ堤高順位 1
世界堤高順位 16
堤高(feet) 770
堤高(m) 230
堤頂長(feet) 6,920
堤頂長(m) 2,110
形式 アース
竣工年 1968
所在州 California
ダム事業者 California Department of Water Resources
河川 Feather River
ダム湖名(英語) Lake Oroville
ダム湖名(日本語) オロビル湖

2.見学記

まずアメリカで1番高いダムに行きたいという思いはありましたが、いざ調査をしてみるとこのダムについて日本語で書かれているページがほとんど無い状態でした。そのため、行って見る事が可能なのか(保安上の問題)、またダムが見えるスポットがあるかどうかが不明でした。
それでも、地図の衛星写真から天端が一般道路になっていると思われたので、とりあえず近づいて見えるのは間違いないだろうという思いだけはありました。
また、前述の通りオプショナルツアーは無く、公共交通機関もないため、かなり不安でしたがレンタカーを使うしか選択肢が無い状態でした。
見学当日、サンフランシスコで宿泊していたホテル近くのレンタカー店に、開店時刻である6:00に車を借りて出発しました。




走ること3時間ほどで、案内看板が見えてきました。直進方向に、「OROVILLE DAM」とあります。



ダムを横から。かなり大きいダムであることがわかるかと思います。



本線道路の少し先に行きますと、左岸側駐車場があります。そこから見えるダム湖です。素晴らしいブルーできれいです。ここでも堤頂長がかなりあることがわかります。



天端です。一般道路になっています。



下流を見下ろします。下に発電施設が見えます。



この写真の右手側から洪水吐が望めますが、こちらも金網が張られています。



かなり広い洪水吐です。轟音とともに放流してました。ただし、ここから下流面は見えませんでした。



なんと!アメリカで1番の高さを誇るダムの放流が目の前で見れてます!実はこの場所は事前の情報収集ではノーチェックだったのでまさかこんな近くで、しかも放流している所を見られるとは思いませんでした。少なからずリスクがある海外でのレンタカー利用でしたが、これを見た瞬間に本当に来て良かったと思いました。しかも、素晴らしく良い天気です。




・・・→ 全文はこちら
(2012年8月作成)


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