ダムを生かしたまちづくり−日吉ダム周辺を観光資源に− 5ページ - ダム便覧



しかく日吉ダムの効果

日吉ダム完成後(平成11年度)に実施した「住民意識アンケート調査」で「日吉町が誇れるもの、あるいは魅力に何があるか」の問いに40%もの人が日吉ダムを上げる。水資源確保や災害防止という効果はもちろんだが、「まちづくり」という点でも効果が大きい。日吉ダムの完成は、町民の意識を変えた。今まで、目立った観光施設や観光地がなかったこともあり、ダム完成までの日吉町への年間入込み客数は約2万人程度で、まさに「無名」の町で、京都府内の人からも「日吉町ってどこですか」とよく聞かれた。
日吉ダムは、「外との交流」を生み、「町の知名度」を上げるなどまちのイメージアップに大きく寄与。特にその後の周辺整備により年間入込み客が50万人を超えるなど、ダムを起爆剤として新しいまちづくりが進められている。



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