全項目表
ダム番号:3026
九頭竜川鳴鹿大堰 [福井県](くずりゅうがわなるかおおぜき)
[旧名]九頭竜川中流堰(くずりゅうがわちゅうりゅうぜき)
ダム写真
(撮影:ToNo)
019709 ToNo
045353 加藤敦
060541 Dam master
045351 加藤敦
どんなダム
歴史ある堰
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この地には江戸時代から農業用水の水源として、川の中に石積みの堰が作られていたが、戦後、大がかりな農業用頭首工が建設され、昭和30年に完成。その後、頭首工が老朽化したこと、水道用の水需要が増大したことなどを背景に、建設省が多目的ダムとして再開発を行った。これが、現在の九頭竜川鳴鹿大堰。
堰柱は「鹿」をイメージ
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堰柱は、堰の名称ともなっている鳴鹿の「鹿」をイメージしたもの。全体的に、景観に配慮したデザイン。
[写真](撮影:Dam master)
魚道を設置
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鳴鹿大堰には、左右両岸に階段式魚道、人工河川式魚道、呼び水水路がある。途中に魚道観察室があって、魚が階段式魚道をのぼる様子を見ることができる。
[写真](撮影:Dam master)
油圧シリンダ直吊り式のゲート
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主ゲート4門、土砂吐ゲート2門のローラゲートを備えているが、これには全国の大規模堰で初めて油圧シリンダ直吊り式が採用された。
河川
九頭竜川水系九頭竜川
目的/型式
FNW/堰
堤高/堤頂長/堤体積
5.7m/311.6m/千m3
流域面積/湛水面積
1181.8km2
(
全て直接流域
)
/25ha
総貯水容量/有効貯水容量
667千m3/132千m3
ダム事業者
近畿地方整備局
本体施工者
五洋建設
着手/竣工
1989/2003
ランダム情報
【ダムカード配布情報】2025年9月10日現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○しろまる?@わくわくRiverCAN(九頭竜川流域防災センター)?A九頭竜川鳴鹿大堰管理所 ?@9:00〜16:30休館日:毎週月曜日(祝日を除く)、年末年始(12月29日〜1月3日)?A8:30〜17:15(土・日・祝日を除く)
ダムカード画像コレクション
鳴鹿大堰 Ver.1.0 (2008.02)
[協力:安部塁]
鳴鹿大堰 Ver.1.0 (2008.02)
[協力:ピンクのうさぎ]
諸元等データの変遷
【05当初→05最終】かな[くずりゆうがわなるか→くずりゆうがわなるかおおぜき]
【06当初→06最終】かな[くずりゆうがわなるかおおぜき→くずりゅうがわなるかおおぜき]
【06最終→07当初】湛水面積[31→25]
【08最終→09当初】堤高[5.7→6]
【09当初→09最終】堤高[6→5.7]
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