OSSTech 小田切です。 Samba的には日本語のユーザー名は使えるはずなのですが、 OSの問題やLDAPの問題で使えないことが多々あります。 こういうややこしい問題の時は環境を正確に記載してください。 ・OSの種類や正確なバージョン ・OSで試用している文字コード、正確な設定情報 ・Sambaで試用している文字コード、smb.confはちゃんと全部付けてください。 大きい場合は[global]と該当の共有セクション ・Sambaのpassdb backendは何を使っているのか? LDAPだとユーザー名に日本語を使うのは実質難しいです。 OSとSambaの文字コードをUTF-8にして、 /etc/passwdとSambaのTDBにUTF-8でユーザー名を入れる方式ならば大丈夫だとは 思うのですが、難しいかもしれません。 > 現在、共有フォルダにごみ箱機能を設けようと考えています。 > ごみ箱はユーザごとに持つようにするために、以下のような設定しています。 >> recycle:repository = /ごみ箱/%U > recycle:touch = yes > recycle:versions = yes > recycle:exclude = ~$* > recycle:directory_mode = 770 > recycle:keeptree = yes >> これで、ファイル削除時にごみ箱フォルダ配下にユーザ名のごみ箱が作成され、 > その中に削除したファイルが移動されるようになったのですが > 2点問題が発生しました。 >> 【1点目】 > 日本語ユーザ名の場合に、おかしなフォルダ名になってしまいました。 > 具体的には________のようなアンダースコア連続のフォルダ名が作成されました。 > この問題に関しては、syslog-ng等を駆使して、アンダースコアのフォルダが作成された段階で > 本来あるべきフォルダ名にリネームするシェル作って対応したのですが、日本語のユーザ名は > %Uでは表示できないものでしょうか? >> 【2点目】 > 共有Aから共有Bにファイルを移動した場合に、共有Bにファイルが移動されると共に > ごみ箱にも同ファイルが移動され、ファイルが2つになるという現象が発生しました。 > おそらく、共有Aからファイルが削除されたと、recycleモジュールが判断したためだと思います。 >> 切り取った場合はごみ箱に移動しないようなことは可能でしょうか? Samba側で移動したと判別できていないようなので、難しいと思います。 -- 小田切 耕司 : odagiri @ osstech.co.jp http://www.osstech.co.jp/ オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 PGP : http://pgp.nic.ad.jp/pks/lookup?op=index&search=0xC7701E58 Key fingerprint = 1FAB E978 4F99 3AAE EC5A C1B3 E6F5 3B80 C770 1E58 OSSエンジニア募集中! http://www.osstech.co.jp/company/recruit http://blog.odagiri.org/ odagiri @ ldap-jp.org 日本LDAPユーザ会 http://www.ldap.jp/ odagiri @ samba.gr.jp 日本Sambaユーザ会 http://www.samba.gr.jp/ odagiri @ jp.webmin.com 日本Webminユーザ会 http://jp.webmin.com/