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Canon EOS 20D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM, Tamron SP AF17-50mm F2.8
お誘いただきましたのでちょっと足を伸ばしていってきました上大須ダム。
愚息の通う学校が岐阜県ということもあって、岐阜県には最近ちょくちょくご縁があります。
昨年は揖斐川のダム4基も訪問してきました、でも日帰り前提では岐阜県あたりが限界です。
このダムは揚水式発電の下の池を形成するダムで、堤高98mの巨大ロックフィルダムです。
私の住む岡山県では土用ダム-俣野川ダム(こちらは鳥取県)、兵庫県では太田ダム-長谷ダム、黒川ダム-多々良木ダム、
まだ未訪問ですが広島県では明神ダム-南原ダム、四国にも2ヶ所あります。
たいてどこでも下のダムはかなりオープンな門構えですが、上のダムへのアクセスは厳しいものがあります。ここの上のダム川浦(かおれ)ダムへの道は完全シャットアウトです。
原子力とか火力とは異なり、水力発電はスイッチオンから電力供給までの時間が短いということ、また揚水式であれば電力を水という形で安定的に上の池に蓄えておくことができる、即ち常時スタンバイOKの状態で構えておけるという特徴があって、ここ上大須ダムにある
奥美濃水力発電所の電力はピーク時の電力をまかなうために運転されているということでした。
それと説明された中で印象的だったのが、『揚水式発電で使用する水は上下の池を行ったりきたりするので新鮮でない。その水を下流に流すのではなく、下流へは山から流れ落ちてくる新鮮な水を流して欲しいとの要望に応えて、それようの水路を用意した。』とのこと、納得でした。またこのダムによって水没した村・家屋はゼロだったということも印象的でした。
それはともかく訪れた時は雨でしたのであまりゆっくり回れていません、
残念ながら隅々まで嘗め回すように見学できていませんし、写真もあまり撮れていません。
雨が降るとコントラストの強い絵を撮りやすいこと、このダムの風貌からすると重い空気の雰囲気が撮れたこと、
このあたりはよかったと考えたほうがいいのでしょう。