344,寄り道・手抜きの中山道 (塩尻から下諏訪へ )

11/6(金) 快晴

Photoきょうの行程は「塩尻から甲州街道合流地(下諏訪・秋宮)まで」で、塩尻峠を越え、秋宮にある「甲州街道との合流地(ゴール地点)」へ向かいます。
そして今回の街道歩きの最終日でもあります。

Photo_6「堀内家住宅」(国指定重要文化財)・・・ 説明によると・・・文化年間(19世紀初頃)下西条の川上家よりこの家を移築したと伝えられ、構造手法から18世紀後半頃(宝暦〜天明)建築と見られています。(昭和48年国重文指定) だそうですが、今も住んでいるようで予約すれば家の中の見学が出来るとのことです。

Dscn2821 笑亀酒造店舗兼主屋・笑亀酒造造蔵・笑亀酒造穀蔵の3件が、国の登録有形文化財になりました。蔵は大正時代の建物で、当時の酒造りが現代にも引き継がれております。・・・と言うのを知らなかったので建物の画像はありません(苦笑)

Photo_4

(上)「永福寺」説明によると・・・木曾義仲の末孫が義仲の菩提を弔うため、義仲が信仰していた馬頭観音を本尊とする観音堂を建てたのが始まりという。

(下)「観音堂」・・・安政2年(1855)立川流の二代目和四郎富昌の作だそうで、塩尻市の有形文化財に指定となっています。

Photo_5塩尻から下諏訪に掛けて気が付くのが、この屋根飾り。
たまたまこの飾りのある家の方がいたので聞いてみると
「『雀おどり』というもので、中信地方に多く、屋根の飾りで特別な意味はないし そして決まった形もない」 とのことでした。

Dscn2839少しずつ道が登り始めた所で振り返ると、遠くに「穂高連峰」が。

Dscn2843これがズームアップした画像です。(デジタル24倍の威力でしょうか? それに三脚なしで撮りましたが、まだ身体にフルエは来ていないようです 笑)

Dscn2868途中、一里塚や石仏がある峠道を登ると「塩尻峠(標高1012メートル)」で、11時50分着。

これは展望台から撮った諏訪湖方向で、左「八ヶ岳」、右「南アルプス方面」。
中央に富士山が見えるはずなのですが・・・

Photo

こんなに無風快晴では秋霞?のため仕方がない と思いましたが、ズームアップしたものに冨士が薄く写っていたので、これを画像修正して載せます。右は「南アルプス」だと思います。
北アルプス方向は というと、高圧電線が幾本もあって邪魔をしているだけで写真を撮るのを止めました。

Dscn2875

塩尻峠を過ぎると、道は岡谷IC近くまで一気に下ります。

今回のルートで経験した「峠越え(馬籠峠・鳥居峠・塩尻峠)」の結論・・・「木曽観光連盟」のアドバイスが大正解。
もし逆コースを歩いたら、途中でギブアップしたかも知れないほど差がありました。

Dscn289614時56分 両街道の合流地点にゴール。

帰りの列車時刻は17時過ぎなので周囲を散策したり、新鶴本店でカミサン用の「塩羊羹」を買いなどしながら時間潰し。

Dscn2918京都の「誠心院」と、可児から細久手に向かう途中の「御嵩」でも「和泉式部の供養塔」を通りましたが、下諏訪にもこのような供養塔があります。

Dscn2923

だいぶ日も傾いたので、そろそろ「下諏訪駅」に向かいましょうか・・・

【これで全編の終わりです】

2009年11月28日 (土) ★ 中山道(5,木曽福島〜下諏訪 ) | 固定リンク
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