338,寄り道・手抜きの中山道 (池の尻から木曽福島へ )

11/2 (月) 晴

Photo_4 きょうの行程は、昨夜泊まった「寝覚」からバスで「池の尻」まで戻り、改めて歩き出し木曽福島まで行きます。(赤線がバスで戻った区間です)

Photo_14上の2枚は朝早く宿から見た雲ですが、何か不吉なことでも・・・

下は歩き始めた時に見た雲ですが、あの高い山はどこなのでしょう

Dscn2253

中山道は「倉本駅」の手前から少し東方向に登るのですが、地元の人が「ここから30分ほど奥に行くと『乗鞍岳』が見える」と教えてくれたので、街道からは外れるのですが登ってみたのがこの画像で、雲があって見ることは出来ませんでした。

Photo_16

「小野の滝」地元観光協会の説明によると・・・「小野の滝」は広重・英泉の合作による「中山道六十九次」にも浮世絵として描かれています。
滝の落差はおよそ20m、姿は昔から変わっていませんが、中山道は国道へと変貌し、明治43年には滝の上に鉄道が架けられました。この橋脚も表にはコンクリートなどを最小限にとどめ、石積みを用いて風情を となっていますが、右の画像が鉄道と滝を撮ったものです。

Photo_17 「小野の滝」から中山道はまた旧道に入り、暫く歩くと有名な?「寝覚めの里」で、多くの方がこの写真を撮っています。

上が二軒一緒に撮ったもので、左側が蕎麦屋、右側が民宿です(あるいは「だった」のかも知れません)。
左下を見ると女性が居ますが、私が挨拶をすると、この方が蕎麦屋の大女将?で、「国道に新しい店を開いたのでここでは営業はしていない。隣の民宿も今は営業していない」とのことでした。

Photo_18 上松駅の北にあるのが「桟(カケハシ)」。昔の中山道が今の国道付近を通っていた頃、この辺りは断崖絶壁が続く命がけの難所で、木曽川の絶壁に沿って丸太を立て、その上に横板を並べ桟道とした。
その桟道は高さ13m、長さ101mの石積みをし、長さ15mの橋を架け、1648年に完成した。
時々修理や改修がされましたが、その後通行人が松明を落とすという事故で焼け落ちてしまったと伝えられています。
それを石垣で造り替えた橋が現在まで残っています。石垣は国道の改良によって覆われてしまったため、対岸に渡って見ることになります(右上)。

左上・下は同じく桟道ですが、ここは木材によって支えられています。

Photo 何の変哲もない画像ですが、よく見ると線路の横に踏み跡が見えると思いますが、ここがこれでも「中山道」なのです。

ここを歩いていると前方に「鉄道保安員」の姿を発見、「ヤバ!」と思いながら挨拶し「ここは中山道ですよね?」すると「そうですよ。けれども通らない人が多いようですよ」

この保安員は女性だったので、「写真を撮らせて」と言ったら、「顔はダメ」で了解を貰いました。

Photo_2 眺めた紅葉を纏めてみました。

Photo_3

4時過ぎに「木曽福島駅」に到着。
駅前案内所で古い町並みと喫茶店の場所を教えてもらい、コーヒーブレイク、そして古い町並みを散策し宿に向かいました。

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2009年11月23日 (月) ★ 中山道(4,恵那〜木曽福島) | 固定リンク
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