335,寄り道・手抜きの中山道 (馬籠から妻籠へ 1 )

10/31(土) 快晴

Photo きょうから(実際には昨日からですが)待望の「木曽路」に入りました。行程は「馬籠から妻籠まで」で、下にある「馬籠」から北に向かって「馬籠峠」を越え、「妻籠」へ歩くわけですが、遊歩道のような道が「妻籠」まで続いていました。ただ歩行距離は今回の街道歩きでは一番短いのでは と思っています。

それと、今までの泊まりは経済性を重視してビジネスホテルに泊まることが多かったのですが、木曽路にはこのような施設は無く、旅館のお世話になります。

Dscn1891 馬籠から見た早朝(6時半過ぎ)の「恵那山」。
悪いクセ?で旅に出ると何故か早起きになってしまい、旅館の戸を開けてもらい早朝散歩です。

Photo_2同じく早朝の「馬籠」で、まだ人通りはありません。

2家々の戸が開けられ、挨拶が交わされ、忙しい一日がこうして始まるのでしょう。

Dscn1901馬籠の宿場通りからすこし外れますが、畑の中にポツンとあったのが「菊姫の供養塔」です。
説明によると、7基の五輪塔が立っていて五輪様と呼ばれ、「木曽義仲の異母妹菊姫の墓」と伝えられる。菊姫は源頼朝の妻政子が養女として都に住んでいたが、その威を借りた家臣が乱暴し、菊姫は幕府に捕らえられた。
しかし政子の願いで菊姫は美濃国遠山庄内の1村を与えられ、法明寺を建てて義仲の冥福を祈ったといい、その跡と伝えられている とのことです。

3 宿をチェックアウトし、もう一度「馬籠通り」を歩いていると、喫茶室が開いていたので、さっそく恵那山が見えるテーブルでモーニングコーヒー。(店の姉妹?にはブログに載せることの了解を得ています)

4 「馬籠峠」への道を歩きながら眺めた紅葉です。

右下の十返舎一九の碑には『渋皮の むけし女は見えねども 栗のこわめし ここが名物』 と彫られているようですが、ジックリ読むのが苦手なので・・・

Photo 「馬籠峠の頂上(標高801メートル)」で、このような峠の茶屋が店を開いていました。

7_2 峠を少し下ると「一石栃休憩所」ありました。
ここでは街道杖の販売や焼き印を押しているようですが、ちょうど杖に焼き印を押していました。
休憩所の前にはこのような水場もあり、その水の美味かったこと !!

Dscn1954 更に下ると「雄滝・雌滝」に着くわけですが、その少し手前にあったのが この「道祖神」。

「双頭一身像」の道祖神ですが、道祖神は村の辻などにたてられ魔障や災厄を遮り追い払う。或いは行路の人の安全を守る神とされている。こうした石像の姿から、転じて男女和合の縁結びの神にもされている。のだそうですが、この石仏がその「双頭一身像」かどうか判りませんが、嬉しいものの発見でした。

【続く】

2009年11月24日 (火) ★ 中山道(4,恵那〜木曽福島) | 固定リンク
Tweet

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 335,寄り道・手抜きの中山道 (馬籠から妻籠へ 1 ):

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /