蒲田 八王子 2年制 電気工事士・技術者をめざす人のための 資格・就職・学科情報ブログ 電子・電気科(電気系)blog
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2006年07月09日 電気工事士への道4
今回はランプレセプタクルへの接続について。
まずは50mm外装ビニルを剥きましょう。その後は20mm被覆を残して30mm剥きましょう。
[画像:和作り1]和作り2
今度はペンチで被覆を向いた部分をつかんで折り曲げましょう。
和作り3和作り4
さらにペンチでつかんだ部分の端も折り曲げましょう。
折り曲げたら2回目に折り曲げた部分をペンチで切断。和作り5 和作り6
和作り7
残った部分をペンチの角でつかんで、クルッと回して輪の出来上がり。
このとき真横に回すとペンチが引っかかってしまい、うまく輪が出来ないので手前側に回しましょう。
これで輪作りは終わりですランプ、次は接続です。
接続は外側の部分(接地側)×ばつです。
またケーブル外装が台座の中まで入っていないもの、巻付けが不足(3/4未満)、重ね巻、左巻、先端はみ出し、カバーが適切に締まらないものなどは減点対象です。
ランプ2反対側はジョイントボックス内ですから100mm被覆を剥ぎ取っておきましょう。
次回はスイッチ、コンセントへの接続です。(担当 菅)
2006年07月07日 光ファイバ接続講習〜その2〜
2006年07月07日 電気工事士への道3
今回の試験から事前に12問が公表され、そのうち6月3日の技能試験では1番の問題が出題されました。問題1配線図問題1複線図
左が配線図、右が複線図です。今回の試験から材料選別試験がなくなり実技試験のみになりました。材料選別試験は工事に必要な材料数を問う試験でしたが筆記試験に組み込まれましたね。そのため配線図から複線図へは筆記試験の際に勉強していることでしょう。
それでは実際に材料を用意して、作っていきましょう。材料
今回の材料は
600Vビニル絶縁ビニルシースケースケーブル平形、2心、1.6mm、長さ1600mm(VVF1.6-2C)
600Vビニル絶縁ビニルシースケースケーブル平形、3心、1.6mm、長さ400mm(VVF1.6-3C)
600Vビニル絶縁電線(緑)、1.6mm、長さ150mm(IV1.6)
ランプレセプタクル(カバーなし)1個
埋込連用タンブラスイッチ1個
埋込連用コンセント1個
埋込連用接地端子1個
埋込連用取付枠2枚
差込形コネクタ(4本用)1個
リングスリーブ(小)5個
です。
今回の問題、蒲田キャンパスで電気工事を教えている先生の中には15分で完成させる先生もいます!非常に早いです!しかも綺麗です!
初めての方、慣れていない方は試験時間の40分を使って完成させればいいのですが、試験の際は緊張のためか時間が足りなくなりがちです。少しでも時間を無駄に使わないためにまずは作業版にしるしをつけてみましょう。20mm、30mm、50mm、100mm...あとは50mm間隔で400mmぐらいまで。ケーブルを切断する際や被覆を剥く際にいちいちスケールを出して長さを測らなくてもすみます。
[画像:作業版]
後はケーブルを必要な長さに合わせて切断していきましょう。必要な長さは寸法にジョイントボックスやアウトレットボックス内、コンセントやスイッチに接続するケーブルは100mm、ランプレセプタクルに接続するケーブルは50mmプラスした長さです。
たとえば、ランプレセプタクルに接続する箇所は、寸法150mm+ランプ接続箇所50mm+ジョイントボックス接続箇所100mm=300mmです。ケーブル切断切断後
切断したケーブルは右のような配線になります。
2006年07月05日 電気工事士への道2
まずは使用する工具を用意しましょう。指定工具
指定工具はドライバー(プラス、マイナス)電工ナイフ、リングスリーブ用圧着ペンチ、ドライバ、スケール、ウォータポンププライヤです。圧着ペンチは柄が黄色のものがリングスリーブ用です。赤(端子用)や緑(絶縁被覆付端子用)ではダメですよ。さらに現在の試験では電動工具以外はすべて使用できますから、余裕があればケーブル被覆を剥ぎ取るためのケーブルストリッパなども用意しましょう。
次回は材料を用意して実際に作って行きましょう!(担当 菅)
2006年07月04日 国家試験速報!
今日は乙種第4類危険物取扱者の国家試験が八王子キャンパスで実施されました。電気工学の1年生にとっては入学後3ヶ月、初めての国家試験です。合格率は全国平均を大きく上回る80%以上という結果がでました。 (担当 丸島)