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久しぶりにベトナムに行ってきた。
FBC Hanoi 2017 ものづくり商談会。
JETRO&FNAグループ(ファクトリーネットワークアジア)、
そして(株)NCネットワーク、3社での共催イベントが開催された。
ベトナム。人口9,000万人。
成長率8%を誇る。
東京から、約5時間。
相変わらず、フォーは美味い。
(卵、半生。大丈夫かな?)
[画像:IMG_0208.jpg]
JETROとFNAグループ、NCネットワーク3社でのものづくり商談会を初めて行った。商談会は予想をはるかに上回る来場者で、出展者のみなさんには、喜んでいただけたと思う。
FNAグループCEO井上君の挨拶。
来場者数 3,000人強、出展者数128社。
素晴らしい展示会となった。
ベトナムはこれからまだまだ可能性のある国だ。
フォーも美味いし、鶏も美味い。キノコ鍋や、パンも美味い。
人も親切だし、いい国だ。
しかし、交通インフラは、そろそろやばい。
早く、地下鉄をつくってほしい。
渋滞は大変なことになってきている。
さらにタクシーは最悪だ。
ホテルで、懇親会の店に行くのにタクシーに声をかけた。
タクシーは、10台近く並んでいる。
しかし、タクシーは乗せてくれない。
タクシーは、遠距離(空港まで)待ちで、近距離には動かない。
仕方なく、ホテルのボーイに頼むとUberで2〜30分待ち。
夕方も、朝も一緒だった
。
ベトナムタクシー、最悪。
これだけはなんとかしてほしい。
いやぁ、まいったまいった。
NCネットワーク仙台の所長をお願いしていた宗山君が、急遽、亡くなった。
46歳の若さでの急死であった。
宗山君のお別れ会は、3月24日(金)仙台にて、行われる。
詳細に関しては、また、別途、みなさんにお知らせする。
人は何が起こるか、わからない。
東北の弊社のお客様であれば、ご納得いただけると思うが、
宗山君(以後、宗ちゃん)は、本当にいい人であった。
暖かくて、優しくて、慈愛にあふれた男だった。
いつも、飲んでいて、途中で寝たかと思うと、復活して、夜中まで付き合う・・・
そんな男だった。
最初、宗ちゃんと活動したのは、ちょうど、震災直後の支援活動だった。
あの時は、無我夢中で、ともかく被災地に食糧、燃料、酒などを届けた。
宗ちゃんは、浜吉田、亘理、岩沼、仙台港、塩釜、石巻、気仙沼など、
海岸付近のエミダス会員と携帯で連絡を取り合い、どこに物資を届けたらいいか?
適切に動いてくれた。
NCネットワークの場合、全国に会員企業がいることから、
特に西日本の会員企業のみなさんに物資を多く送っていただいた。
これが出来たのは、宗ちゃんのおかげだった。
多くの会員企業のご家族や、近隣の方に物資をお届けし、喜んでいただいた。
当時を思い出すと涙が止まらない。
なにしろ数万人の死者、数十万人の被害者、その真っ只中に支援に行き、
いろいろな方の悲しみや憤りをお聞きし、そこから希望を見出す毎日だった。
仙台、気仙沼、石巻などは、ホテルがいっぱいでなかなか取れないので、
鳴子温泉や、秋保温泉、飯坂温泉などに宿泊をした。
被災地支援ということで、高級温泉ホテルが、一泊5千円で泊まれた。
食事はないので持って行ったカップラーメンや、ソーセージ、缶つま、などをおかずにして、
ビールを飲んだ。温泉だけは豪華で、宗ちゃんと一緒によくお風呂で語り合った。
そんな経験があったからか、東北のお客様との絆は、大変、深いものだ。
株式会社岩沼精工様、東和工業株式会社様、株式会社阿部製缶鉄工様、有限会社カネショウ工業様、雪ヶ谷精密工業株式会社様海岸に近く被害を直撃されたお客様のもとに、様々な物資をお届けした。
仙台近辺でも、株式会社エムジー様、株式会社ティ・ディ・シー様、日進工具株式会社様、
株式会社プラモール精工様などにも、物資をお届けさせていただいた。
平常時に戻ってからも、宗ちゃんのお客様とのお付き合いは、
まるで親戚のようなお付き合いであった。
秋田の株式会社共進斎藤常務には、ゴルフ道具一式を頂き、ゴルフを指導いただいていたが、
本人は一向に巧くなる気配がなかった。
しかし、最後、昨年の12月のゴルフコンペでは、120を切るスコアを始めて出した。
仙台から、福島、山形、岩手、秋田、青森まで、多くのお客様を廻っていただいた。
お客様の工場を廻る合間に、ずいぶん、ラーメンを食べた。
僕がラーメン好きなので、廻る工場の近くの美味しいラーメン屋さんを調べておいてくれるのだ。
ラーメンも大好きだった。
今頃、天国でもお客様のことを考えているに違いない。
合掌!