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2013年05月14日

長谷川さん(首相補佐官)のお話 (安倍首相&日本)


[画像:長谷川長官 挨拶_R.JPG]
<2010年「全員集合」でご挨拶していただいた時の写真>

先日、長谷川首相補佐官のお話を聞いた。 ▶長谷川さんの経歴はこちら
静かに感動した。

長谷川補佐官とは、NCベトナムや、大田区の全員集合に安倍首相をお連れ頂いたり、
いろいろな局面でアドバイスをいただいたり、
もう20年近くにわたり、交友関係を続けさせて頂いている。

長谷川補佐官は安倍首相の側近として、休みなく働かれている合間をぬって、
今回は、お話をしていただく機会を作っていただいた。
本当はエミダス会員企業の皆さんに聞いていただきたいのだが、
政府高官であるがゆえ、そうもいかん。


ということで、いろいろな話をしていただいた中で、
感動した話をいくつか、紹介したい。

1.安倍首相の世界外交
2.日本人の英語力
3.日本人、一人一人が国を創っていく

以上の3つである。


くろまる安倍首相の世界外交

安倍首相がロシア、トルコに行って、北方領土返還を土俵に戻したことは記憶に新しい。
また、その後、すぐに野球の長島監督、松井選手の下、
東京ドームに国民に感動を与えてくれた。
僕は、すぐに長谷川さんにメールを出し、「感動しました」の旨を伝えた。

安倍首相がロシアに行く際に考えたのは、交渉の入口になるネタである。
日本が進んでいる医療(がん治療、肥満治療等)技術や、健康食料など、
ロシアが困っている技術を持っている民間人をお連れした。
そして、プーチン大統領がそれに興味を示した。
北方領土の交渉が交渉再開したことは喜ばしいことだ。
海外では当たり前の激烈直接交渉。
日本人がヘタな外交テクニックを見事にやっていただいた。
さらに、トルコでは、これから急速な経済成長が見込まれるトルコに対して、
相互経済協力を要請してきた。
(僕は、原発に関しては急速に発展する国に関しては必要不可欠な技術だと考える)

流石、安倍首相、日本人がヘタとされる交渉をキチンとこなして頂いている。


くろまる日本人の英語力

長谷川さんが話した中で一番、なるほど、と思えたことは、
日本人が世界の中で、自分たちから鎖国状況を作っているということだ。

韓国人も中国人もトルコ人も、当たり前のように政治・ビジネスの場で英語を使いこなす。
しかし、日本人は、出来なくても当たり前だ。
特に製造業においては、
「少しばかり技術があるから、技術があれば、英語がなくても売れる」
と考えている節がある。
技術があることはいいことだ。
しかし、世界の人々に技術を伝えるには、英語が必要だ。
この20年、日本が成長できなかったのではなく、
韓国、中国人は、英語圏で必死に技術を磨き、製品を売った結果である。


くろまる日本人ひとりひとりが国を作っていく。

日本人は何かあると、政治が悪い、会社が悪い、学校が悪い、先生が悪い、官僚が悪い。
なんと他人に押し付ける文化が根付いていることか?
自分のことは自分で考え、行動を起こしていかねばならない。
当たり前の話である。
アベノミクスで今後の株価について質問が出たが、答えは「自分で考えろ!」である。
予測できる人は1人もいないのだ。
日本も、米国も、欧州も、中国も、各国がどうなっていくかは、予測できない。


長谷川さんは、最後、中小企業庁長官まで登りつめた官僚だったが、
役所を辞めた時も、役所からのあっせんを受けずに、自分で再就職先を見つけた。
(ボストンコンサルティング、明治大学、東京大学、近畿大学)
まさに、自分のことは自分でやる、を実践したのには驚いた。
そして、安倍さんが再度、首相になり、補佐官に返り咲いたのだ。

結論は、日本人一人一人が、自分と家族を守り、その結果、税金を払い、
国が存続できるということだ。

なんだか、やる気が出来てきた〜。

英語も、仕事も、趣味も頑張るぞ〜


2013年05月14日 15:51

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