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泣けた〜
ひたすら泣けた〜
手前味噌であるが、泣けた〜
今回の全員集合は、ほんとうに泣けた。
泣いて、笑って、本当に幸せな空間が出来たと思う。
来場者のみなさん、関係者のみなさん、協力いただいたみなさん、
本当にありがとうございました。
3月11日から半年が過ぎた。
まだまだ、被災地は再興真っ只中だ。
今回の全員集合は、被災地支援を通じて知り合ったみなさんとの
コラボレーションだ。
被災地支援活動だが、正直言って、
僕の中ではもっともっと出来ることがあったと思う。
しかし、精一杯であったのも確かだ。
支援最中4月下旬と5月上旬。
2度、40°の熱を出してぶっ倒れた。
3月11日以来、月〜木は、東京、名古屋、大阪あたりを往復し、
金土日は被災地で過ごすことが多かった。その疲れが溜まって、熱が出た。
見えないストレスが身体の中に溜まっていたのだと思う。
実は今年、全員集合は2012年の新年会にしようと思っていた。
ところが、ある方から、「被災地である仙台で全員集合をやるべきだ」
という意見をいただいたのだ。
そこで何をテーマにしよう、と悩んでいたら
NCネットワーク若手のホープ茂原が、
「内原さん、中小企業の危機管理にしましょう!」と言ってきた。
「よっしゃ、それで行こう!」とすぐに決まった。
パネルディスカッション、交流会を中心にメニューを決めよう
ということになったが、
いつものアトラクションは絶対必要である。
野島恵美に『エミダス〜ここは未来へ続く場所』を歌ってもらわなかったら、
会としてはじまらん、ということで、野島にはすぐにオファーをかけた。
(野島は、2009年まで社員だったが結婚退職をした後、
フリーで歌手活動に専念している)
次にオープニング曲。
『エミダス交響曲』を編曲してくれた鹿野草平君だが、
『エミダス交響曲』以降、僕のバンドにゲストで参加してくれたり、
よく一緒に飲む仲間となっていた。
☆鹿野草平 編曲:エミダス交響曲
第5回エミダスだよ! 全員集合!!&10周年記念のオーケストラ演奏
たまたま鹿野君の友人で音楽評論家の西さんと飲んでいた時に、
黛敏郎作曲『交響曲東京オリンピック』を東北大学吹奏楽団が演奏するので
楽譜の使用許諾が欲しいという依頼が西さんにあった。
〜西さんは伊福部昭先生や、團伊玖磨先生、黛敏郎先生などの
大御所のご遺族から絶対的な信頼がある。〜
そこで、使用権を出す交渉のついでに東北大学吹奏楽団に鹿野君の曲を
演奏できるか聞いてほしいとの依頼をした。
西さんの評価では、東北大学吹奏楽団は大学の吹奏楽団としては
レベルが高いそうだ。
鹿野君の曲はそこそこ難しいので、あまり素人の楽団だと演奏不可能である。
東北大学吹奏楽団は、昨年僕の大好きな伊福部昭先生の
『タプカーラ交響曲』を演奏している。
東北大学吹奏楽団は今回の曲を演奏するにあたって、
ふさわしい楽団だということになった。
これで、エミダス交響楽団以来、久しぶりにクラシック系の音楽が
舞台に立つことになった。
門谷純ちゃんは、大阪出身のミュージシャンである。
黒髪で哀しげなギターを奏でさせたら、
もう泣くしかないというほどの音楽を作る。
彼女との出会いは、以前、Blogでも書いた。
僕らが被災地支援の活動をしていると知ると、
彼女から被災地にぜひ連れて行って欲しいとの話があった。
歌手ごときが何が出来るわけではないが、
物資支援を手伝って頂けるのは有難いということで、
すぐに一緒に被災地に行く事になった。
門谷純ちゃん、
伊吹唯ちゃん、
宮崎菜穂ちゃん。
水谷学司君、
そして、
立石賢治社長。
被災地支援活動の最中、「Birthday Eve=バースデーイブ」の
アーティストのみなさんには大変お世話になった。
活動はずっとボランティアで参加していただいた。
被災地で支援物資を仕分け、届ける活動を手伝って頂いた。
その際に中学校、高校や、空港などでライブも開催した。
というわけで今回の全員集合でもぜひ、歌って欲しいということで
門谷純ちゃんにお願いした。
毎回、司会をお願いしているのは大田区の(有)冨士精機製作所の娘さん
荻野絵里ちゃんだ。
今回も司会をお願いするついでに、
「何か、一人芝居でもやってみる?」と頼んでみた。
そしたら、3名で演ずる朗読劇を披露してくれた。
これも泣いた。泣いた。
『ホームセンターてんこ』という
女子高生がものづくりに挑むという漫画がある。
作者は、とだ勝之さん。
エヌシーネットワーク社内には図書館がある。
製造業系の書籍が置いてあるのだが、その中に『ホームセンターてんこ』も含まれていた。
広島のキャステム戸田社長が、東北の被災地で漫画家と一緒に紙飛行機で
子供達を応援するプロジェクトを立ち上げた時に、
漫画家のみなさんも呼ぶことになった。
今回の全員集合でも、とだ勝之さんと西川伸治さんの2名の漫画家に
来場いただき、絵をご披露いただいた。
上記のようなたくさんのイベントがあり、パネルディスカッション、商談会、
交流会と充実した全員集合になったと思う。
泣いて、笑って、そして商売繁盛。
人生は笑うために商売をしている。
だから、悲しい時に泣いたら、次に笑うために必死で商売をするのだ。
今回、地方開催で味を〆たので、
次回は、「広島、牡蠣食いねぇ!全員集合!」を開催しようかな?
→キャステム戸田社長、よろしくお願いします!!
2011年12月06日 17:49
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