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koudansyou-古典と現代

主に平安文学・文化についてのつれづれ書き(画き)

カテゴリ: 紫式部

新しい年になりました。正月から災いつづきの日本ですが、被災された方々が一刻も早く元の生活に戻れますよう祈っております。

では、先日の越前への旅、つづきです。

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あわら温泉から、特急しらさぎで武生駅へ着きました。

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越前は刃物も名産で、駅にはこんな展示物もありました。

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駅を降りるとたくさんの「紫式部」旗がお出迎え。

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車で十数分で「紫ゆかりの館」へ到着。

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正面玄関へ。

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大河ドラマ「光る君へ」とのタイアップも。

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そして、ガーン。月曜日は休館日でした。

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仕方がないので、周囲を撮影。

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駐車場はこんな感じ。

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庭は雪で一面白く。

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悲しいですが、次の目的地へ。

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お隣の「紫式部公園」へ(写真は正面。以下は「紫ゆかりの館」近くの入り口から入りました)

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案内板があります。

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それぞれ見どころが書いてあります。越前での紫式部の住まいを再現。

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平安貴族の邸宅の一部と庭を再現。池の造りが立派です。

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とにかく雪・雪・雪。

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池の近くへ。

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なんと、池が凍っています。

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橋を渡ります。

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橋の上から見ると、本当に広い池です。

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反橋と平橋の説明版が。

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確かに二つの橋がかかっています。

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反橋は、中央が高くて反っています。

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こちらも一面まっしろ。

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この寝殿造り庭園が造られた経緯が書かれていました(画像をクリックして拡大すると読めます)。

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こちら、池に面した釣殿です。

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上がってみます。

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釣殿から池を眺めて。

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日野山が見える位置。

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柱を入れて。

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中はこんな感じ。

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こんなところで、月を見ながら管弦の宴もいいですね。

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ちなみに雪のない季節はこんな感じみたいです。

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以上、釣殿でした(説明は画像をクリックすると読めます)。

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源氏物語の作者や登場人物にちなんだ植物が植えられているよう。

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雪のない季節にも来てみたいものです。

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ここにも説明版がありました。

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そしてかの有名な「紫式部像」です。こちらは立ち姿。日野山を見ているそうです。

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アップ写真。左右には源氏物語の一場面が描かれています。

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横から見るとこんな感じ。

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真後ろはこんな感じ。着物に雪が積もってしまっています。

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公園内には、このような紫式部の歌碑(この地で詠まれた)が複数ありました。

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ピンボケですみません。上記の石に刻まれた文字は谷崎潤一郎のもの。
谷崎は『源氏物語』を現代語訳しています。こちらで公園のご紹介は終わりです。

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帰りは駅まで徒歩(30分!)になってしまいましたが、途中とてもおいしい越前そばと出会えました。

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途中、絵本作家・いわさきちひろ記念館もありました。

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こちらの絵ですね。

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駅の近くまで戻ってくると、観光案内所がありました。

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サンプルだけでもおいしそう。

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さまざまな名産品が置いてあります。

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こちらにも北陸新幹線のポスターが。

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さよなら、武生駅。次は東京から新幹線で来ようかな。

ちなみに宿泊した旅館のお土産売り場でこのようなグッズが売っていました。
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紫式部のキャラクターはあちこちで見かけましたが、その他にもたくさんいるようです。
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中央が紫式部さんですが、その他、清少納言、安倍晴明、藤原道長、藤原彰子が
キャラクター化されています。みなさん、わかりますか?

今回の越前の旅は以上です。今年はサバティカル(研究中心の年)ということもあり、
いろいろな所に旅行したいと考えています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
















今年最後の日になりました。今年のクリスマスは、京の都から越前に行きました。

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夕刻の廬山寺。紫式部の曾祖父、藤原兼輔邸の跡地です。紫式部も住んでいたと伝えられています。
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源氏物語執筆の地、との説明が。

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お寺に参詣した後、「源氏の庭」を見に裏へ回ると、行く手に紫式部の像がありました。
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ここからゆっくり見られます。

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左端からの景色。

長徳二年(996)、紫式部は越前守に任じられた父·為時に従って、越前(現在の福井県)へ向かいました。今回の私の旅は、それをたどります。

京の邸を出発した紫式部が、牛車や船などで越前へ向かったように、私はこちらで福井へ。

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サンダーバードです。北陸新幹線が開通すると、福井までは行かなくなります。

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↑福井駅にありました。

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↑こちらは武生駅。
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サンダーバードは、滋賀県の琵琶湖をぐるっとまわって、福井へ。紫式部はこの琵琶湖の傍にある石山寺で源氏物語を執筆したという伝承もあります。

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琵琶湖を過ぎると

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雪がお出迎え

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福井に入るとすごい積雪でした。

雪深い福井の続きは、新年あらためて。紫式部を主人公にした大河ドラマ「光る君へ」の始まる前にまた書きたいと思います。

それでは、皆さん、よいお年をお迎えください。





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