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koudansyou-古典と現代

主に平安文学・文化についてのつれづれ書き(画き)

朝日新聞5月4日(木)朝刊と『源氏物語』

GW真っただ中、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今年は遠出の予定は立てず、歌舞伎公演など近場で楽しむ予定です。

さて、標題の通り、本日、朝日新聞の朝刊「明日へのレッスン」に『源氏物語』の記事がのっています。

私と、恩師・日向一雅先生(明治大学名誉教授)と、京都先端科学大学の山本淳子先生(『源氏物語の時代』でサントリー学芸賞受賞)に『源氏物語』について、インタビューした内容です。

三者三様の源氏物語観がうかがえます。

私と先生は、大学のカフェ・パンセで取材を受けました。取材の方は、前もっていただいていた質問に答える形で進みました。

「源氏物語の魅力とは?なぜ読み継がれているのか?」「作者の紫式部はどんな人?」「現在判明している紫式部の生涯や教養は、どのような形で源氏物語の内容に反映されている?」などなど。

『源氏物語』の魅力については、これまでの物語と違って、男女双方の読者を獲得できる表現の奥深さ、音読した時のリズムの良さ、などを答えました。

限られた紙面の中、とても充実した内容にまとめてくださっていると思います。

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(写真は記事の一部です)

記事にある自分の回答を見て、私はやはり『源氏物語』ができるまでの道筋、またできた後の享受・影響について興味があるのだなと感じました。つまり「源氏物語史」ですね。

記事の方も、どこかでお読みいただければ幸いです。



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