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koudansyou-古典と現代

主に平安文学・文化についてのつれづれ書き(画き)

幸せの更新と発見

3月も残すところ、あと1日となりました。春休みはあっという間に過ぎていきます。

今月は、江ノ島(水族館)、伊豆(温泉)、大阪(家族の郷里)と出かけてきました。
人出はかなり戻っていると感じました。上記のうち、首都圏を出たのは、緊急事態宣言が
明けてからですが、行く先々で変化を感じました。

江ノ電が空いている、無料足湯スペースがなくなる、販売店の閉鎖、などです。

それでも、ほぼ毎年お邪魔している温泉宿は、周囲の圧倒的自然も変わらずに、いつもの顔で
迎えてくれる、安心感がありました。(以下、宿の近辺の風景)
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海岸から伊豆大島が見えます。

そして仲居さんとの会話中、新たな情報を得て、立ち寄った和菓子店の最中がこちら。
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ほぼ実物大です。

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裏側もしっかり「さざえ」です。
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中はつぶあん。ぎっしり詰まっています。

上記の最中「波の子」は、「伊豆大川駅」に本店がある「清月堂」さんで買うことができます。駅前にも支店があって、洋菓子も置いてありました。この最中、あんこが上品なお味でとても美味しかったです。かなりの大きさなのですが、ペロッと食べられてしまいます。

毎回、温泉宿にまっしぐらで、あまり周囲を散策することがなかったのですが、少し足をのばすと新たな発見がありますね。最近、人気と聞いた「ひのき風呂」ができる商品の方は売り切れでしたが、また次の楽しみもできました。

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ひのきのいい香りのお風呂が手軽に楽しめそうです。

同じ所を訪れても新たな発見があるように、同じ作品を読み返すと、新たな発見をすることがあります。それは、新たな経験や情報が仕入れられることにより、同じ本文が違う様相を帯びてくるからです。

最近は『伊勢物語』にそれを感じることが多いのですが、ゆるやかに一代記の形をとる作品のあり方と関わるのかもしれません。

次年度の基礎演習では、久々に『伊勢物語』を読むことにしました。東下りの章段を読みながら、皆さんと楽しい旅をしたいと思います。



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