雲林院と墓参り(ちょっとガメラ)
急に朝晩涼しくなってきました。ようやく秋めいてきた感じです。
さて、先月、京都からの大阪行き、帰りはしっかり台風に見舞われました。
その際、京都で何をしたのか書きませんでしたので、遅まきながら書いておきたいと
思います。
まず、行ったのが雲林院。
DSC_3327
『源氏物語』賢木巻では、父院の死後、后の藤壺に言い寄って拒まれた光源氏が籠る寺として出てきます。また『大鏡』では、この寺の菩提講に集まった人々の間で歴史語りが始まります。今では、一部を残すのみですが、この辺りがモデルねえ〜、と楽しむことができます。
DSC_3330
(表の門のあたりはこんな感じ。通りから一礼して行く地元の方も見かけました)
DSC_3329
(説明が書いてある木札を撮影。拡大すると読めます)
DSC_3328
(こちらは「源氏物語ゆかりの地」として説明。二人の墓についても言及。)
その後、歩いて、例のお墓へ。
DSC_3331
なんと、紫式部のお墓(左)です。小野篁のお墓(右)も横に建てられています。
後世の人が建てたものですが、中世以降、紫式部は「狂言綺語の罪」で地獄に
堕ちたと言われていましたから、説話では「冥土の官人」も務めていたという
篁に救ってもらうべく、隣同士に建てたのでしょうね。
実は、ここを訪れたのは約20年ぶり。20年前は、ムラサキシキブもいまほど
生い茂ってはいませんでした。
EPSON066
(およそ20年前。手にはムラサキシキブをつかんでいます。)
DSC_3339
(現在の様子。ムラサキシキブが繁茂しています)
いや、20年前のわたし、若いね。今回も自分を入れて撮りましたけど、
とても載せられません(笑)。
この後、金閣寺の方が近いのに、なぜか銀閣寺に行き、庭に生えるたくさんの
きのこに大興奮する家族とともに、京都駅へ向かいました。
駅では、こんな感じのプロジェクションマッピングが投影されていました。
思わず足を止め、時間がたつのも忘れて見入ってしまいました(音量注意)。
[フレーム]
DSC_3376
(竹?)
DSC_3377
(禅?)
DSC_3379
(おこしやす)
しばらくこの後も京都の風景や名物が続いていきます。楽しいでしょ?
ちなみに私にとって、この駅は、何度訪れても映画「ガメラ3」(1999年)の
聖地です。
DSC_3397
(ここでガメラとイリスが向かい合って戦います。当時はまだ新しくなって
間もない京都駅がガラガラと崩れていきました)
今では、自分が主人公の少女と同じ歳くらいの子(親子そろってガメラ好き)を
連れて訪れ、歌舞伎座では、その少女がすっかり中村屋のおかみさんになって
いることに(この前見かけた)、時の流れを感じます。
当時の私は、髪の毛をちょっと緑にして映画を見に行ったな〜(一人で。イタイ客だ)。
DSC_3454
(その京都駅構内にあった昭和ガメラシリーズのポスターガチャポン。
平成版では、ギャオスの変異体がイリスという設定でした)
そろそろ授業が始まりますねえ。みなさんは、どんな夏休みを過ごしたのでしょう。
さて、先月、京都からの大阪行き、帰りはしっかり台風に見舞われました。
その際、京都で何をしたのか書きませんでしたので、遅まきながら書いておきたいと
思います。
まず、行ったのが雲林院。
DSC_3327
『源氏物語』賢木巻では、父院の死後、后の藤壺に言い寄って拒まれた光源氏が籠る寺として出てきます。また『大鏡』では、この寺の菩提講に集まった人々の間で歴史語りが始まります。今では、一部を残すのみですが、この辺りがモデルねえ〜、と楽しむことができます。
DSC_3330
(表の門のあたりはこんな感じ。通りから一礼して行く地元の方も見かけました)
DSC_3329
(説明が書いてある木札を撮影。拡大すると読めます)
DSC_3328
(こちらは「源氏物語ゆかりの地」として説明。二人の墓についても言及。)
その後、歩いて、例のお墓へ。
DSC_3331
なんと、紫式部のお墓(左)です。小野篁のお墓(右)も横に建てられています。
後世の人が建てたものですが、中世以降、紫式部は「狂言綺語の罪」で地獄に
堕ちたと言われていましたから、説話では「冥土の官人」も務めていたという
篁に救ってもらうべく、隣同士に建てたのでしょうね。
実は、ここを訪れたのは約20年ぶり。20年前は、ムラサキシキブもいまほど
生い茂ってはいませんでした。
EPSON066
(およそ20年前。手にはムラサキシキブをつかんでいます。)
DSC_3339
(現在の様子。ムラサキシキブが繁茂しています)
いや、20年前のわたし、若いね。今回も自分を入れて撮りましたけど、
とても載せられません(笑)。
この後、金閣寺の方が近いのに、なぜか銀閣寺に行き、庭に生えるたくさんの
きのこに大興奮する家族とともに、京都駅へ向かいました。
駅では、こんな感じのプロジェクションマッピングが投影されていました。
思わず足を止め、時間がたつのも忘れて見入ってしまいました(音量注意)。
[フレーム]
DSC_3376
(竹?)
DSC_3377
(禅?)
DSC_3379
(おこしやす)
しばらくこの後も京都の風景や名物が続いていきます。楽しいでしょ?
ちなみに私にとって、この駅は、何度訪れても映画「ガメラ3」(1999年)の
聖地です。
DSC_3397
(ここでガメラとイリスが向かい合って戦います。当時はまだ新しくなって
間もない京都駅がガラガラと崩れていきました)
今では、自分が主人公の少女と同じ歳くらいの子(親子そろってガメラ好き)を
連れて訪れ、歌舞伎座では、その少女がすっかり中村屋のおかみさんになって
いることに(この前見かけた)、時の流れを感じます。
当時の私は、髪の毛をちょっと緑にして映画を見に行ったな〜(一人で。イタイ客だ)。
DSC_3454
(その京都駅構内にあった昭和ガメラシリーズのポスターガチャポン。
平成版では、ギャオスの変異体がイリスという設定でした)
そろそろ授業が始まりますねえ。みなさんは、どんな夏休みを過ごしたのでしょう。