ブラックジャック書籍前にブラックジャック(以下BJ)は、カードをカウント出来るスキルがあれば長時間プレーすればするほど統計学に基づく勝ちゲームとなりますと書きました。
←私が研究した文献の数々
これはどういう意味かと言うと、他のゲームは全てハウスエッジ(いわゆるテラ銭)が決まっているのでハッキリ<ギャンブル>と言えるが、BJだけは、ゲームの進行中、プレーヤーの決断により絶えずエッジが変動する。つまり BJ は正しい作戦と技術によりエッジを変えることが可能な唯一のゲームなのです。
よって私は ギャンブラー ではありません(笑)。
ルーレットやバカラ、スロットなどは前の勝負で出た目が次のゲームに影響しないが、BJだけはゲームの性格上、使用済みのカードから残りのカードを推理する事が可能で次のゲームの有利不利が出てくる。
ここに勝機があるのです。
ちなみに主なゲームのハウスエッジを列記しますと・・・・・
バカラ - 1%
ルーレット - 5%
キノ - 30%
JRA競馬 - 25%
宝くじ - 50%
宝くじは50%と言うことは<1万円を買った時点で5千円負けている>ということで、究極の無駄使いといえますねぇ(笑)。
これに対しBJ は適当にやると-5%だが、正しい戦略とカウントが出来ればプラス1%に持っていける。
ちなみにスロットマシンはハウスによって違うが大体-3〜-8%の間です。<当ハウスのスロットの払い戻し率は96%>とうたっている意味は、100ドルに対して96ドルを払い戻していると言うことです。だがこれも数字のマジックで、実際に 4 ドルしか負けていないではなく、スロットゲームの性格上ほとんどの人がゼロになるまでプレーするため、時間の長短はあるにせよ結局はハウスに投下資金全てを吸い取られているんですね(笑)。スロットの場合は大当たりが出ると何万ドルと払い出すので、その分数字上の払い戻し率が高くなっています。
結論は、ハウスにとって他のゲームは時間の経過と共に自然と儲かるが、BJだけはそうはいかないと言うことです。BJの上手な人ばかりでは商売にならないのが分かっており、彼らがカウンターを極度に警戒する理由はここにあります。確かに最近は監視が厳しくなり前ほど勝てなくなりました。