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行政書士になりたいか

行政書士ってなに?と聞かれ続けて18年。なりたいあなたに問いたい「なりたいか」

今日の一言なんだか寂しい雨空です。

あなたがいないから寂しいのか
あなたが寂しいだろうと思うから寂しいのか

もっとも正面切ってそんなこと言ったら
「私は全然平気です」と
言うに決まってるんだ。

でもあたしがあなたなら寂しいと思うのよ。
きっと、あたしはあなたに乗り移ってるんだな。

黄色く色づいた木々が、雨に濡れて冷たそうだ。
何もこんなに寂しい季節に逝かなくてもいいのに。

誰かが逝ってしまうことは寂しい。
これを喪失感と言うのかな。
あなたは知らん顔するだろうけど。
大切な人のご冥福、お祈りいたします。
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月に3冊は読もうと決めた目標は、
10月には達成できたけど、
それは9月の残りものを処理した分が入ってたりで
ほんとは2.5冊なのか、
それともその続きで3冊目を読み出したので
3冊と言っていいのか、よくわからなくなって
数えるのが嫌になってしまった

(というわけで、今日は悪文の代表、長文づくしで書きます。)
↑なんで?

ちなみに先月からは
ヴィヨンの妻という太宰治の短編集を読んでました。
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え〜っと経緯を説明すると(いらん?)

10月の行政書士制度広報月間に無料相談会がありまして、滋賀県では超ポピュラーな平和堂という大型商業施設、(つまりスーパーですな)に行って参りました。

平和堂守山店は、たぶん平和堂の中では中型店に位置するのではないかと思いつつ、あたし的にはこのサイズのお店は結構好きです。

駅前通りに位置しながら、地域密着型の品揃えで
トレンド過ぎず、スタレ過ぎず、
大きすぎて疲れすぎず、小さくてなんにもないってこともない。

地元主婦は「買いやすくって好きよ」って言いそうな
アットホームなお店です。

そこの3階にある本屋さんに
空き時間ぶらっと行ってみたところ
この本がエンドにあったってわけ。

最近では映画化して松たか子の好演が話題になってたから
表紙は松さんなのも、目立つポイントか。

内容的には太宰が疎開から帰ってきて
だんだん家庭崩壊させつつ、自分も崩壊していくような
自伝的短編がいくつか。

どれも破滅的な旦那さまばかりな中、
その妻たちは、まったくなんとも
なんと表現したらいいのか、
マリアさまのように聖母かと言えば、
そんな愛にあふれているわけでもなく、
現代の妻たちのように、旦那に愛想をつかして
「別れてやる!」というのかと思えばそうでもなく、
ただただ、淡々と、妻の努めとして
いい加減で、のんべぇで、浮気性で、
お金使いの荒いどうしようもない旦那と暮らしている。

それがたまに、夫婦で会話してるんだな。
普通に。

夏目漱石の「それから」のような
小春日和の縁側が、ちらっと見える。

「おさん」では、最後に夫は愛人と心中してしまうんだけど
その手前で妻は、どうしたらこの小さな幸せを
幸せと感じられるかなんてことを
自分の中で昇華して、
夫に甘えるかわいい妻になったりしている。

そんな2人のささやかな会話が
夫婦ってそんなんなんかなと
夫婦を知らないあたしは思ったりするわけ。

ふだんラブラブでもなんでもなくても
ただ一つ屋根の下に暮らしているだけで
しょうもないことも、腹立つことも、
全部同じ屋根の下に持ちつつ、
ふたりで縁側に腰掛けたり、
ひとつの食卓を囲んだり、
毎日ただ日が過ぎる。

あたしはそんなしょうもないことなら
結婚したくないと思ってたけど
なんだか太宰を読んでたら、
嫌になるどころかうらやましくなっちゃった。
たとえひどい旦那でもね(笑)

11月22日は「いい夫婦の日」らしい。
何がいいかなんて、つまりはその夫婦にしかわからない。
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