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行政書士になりたいか

行政書士ってなに?と聞かれ続けて18年。なりたいあなたに問いたい「なりたいか」

[画像:今日の一言]決定的なひとことや、出来事を経験したことはないだろうか。

そう、決定的な。


「全部見えてしまったの」


彼女はそう言った。

村上龍の小説の中にもでてきた(かもしれない)センテンスだ。
何年も培ってきた信頼がいとも簡単に崩れ去った瞬間。
全部見えた瞬間彼女はどうなったか。

まったく違う彼女になってしまった(と記憶している)。
今まで信じてきたものを信じなくなり、
大切にしていたものを捨て、
未練がましくなくさばさばと
あきれるほどすっぱり過去を経ち切ってしまった。

そうでもしないと
ばかばかしくて生きていられないほどの
見え方だったらしい。

あたしだったらたぶん、
全部見えたと思ってもそう思いたくない自分が居て、
なかなか龍さんの小説にでてくる女性のように
かっこよくはいかないだろう。

「全部見えた」と思ったのは、
実はあたしの思い違いではないかとか、
それがあたしの勘違いで、
ともすれば奢りかもしれないとか、
つべこべ考える。

それはナイフでえぐられるほど痛かったのに、
血を垂れ流しながら痛くない風を装うのに似ている。

そこは最後のプライドだと
勘違いをしているみじめったらしくて情けない自分がいる。

そういう意味で二重に血を流す。

刺されて即死するのではなくて、だらだらと出血多量で死んでしまう。

最後の一滴まで「なんにも見えなかった」と自分をだまして。
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親族一同とにぎやかな宴席を囲んだ法事の際、
『珍元』の叔父が言った。

「仕事はどうや?」

お決まりの答えは
「まあ、ぼちぼちです(笑)」

「そうか。そやけど、なかなか大変やろ。」
「そうですね」

そうですね、大変です。
自営業の叔父だから余計にわかるだろう。


やめていく人もいるんちゃうか?


あたしは知らんけど・・。
確かに、書士会の広報には退会者の名前が
毎月2,3件はでている。

確かに、やめていく人もいるけれど
あたしは別に大変でもなんでもやめるつもりはないから。


やめたらなんにもない


なんにもないんやで、まじで。
会社をやめた時点で
もう後は自分でやるしかない。

やめたら空洞しか残らない。
開業して数年は次のなんのステップにもならない。

独立開業というのはそういうことだ。
独りで立ってみた限り、
それは次に生かすなら、
やはりまた独立しかない。

これをやめて
次に何で独立するというのか。


これしかない


もうこれしかないんだ。
叔父さん、

「あたし、もうこれしかないのよ(笑)」

そう言ったら
「そうか」と叔父は引き下がった。

やめたいとか、もう嫌だとか
思ったことなんか無い。
これしかないからそんなこと言ってられない。

どんなことがあってもやめない、これしかないから。←こちらをぽちっとしてこっちのほうも応援してね(笑)

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