先ごろ開催された第49回全日本模型ホビーショーには大勢の方にご来場いただき、この場を借りて御礼申し上げます。
会場では弊社取り扱いメーカーの新製品を展示、ご覧いただけたとは思いますが、今回はそのなかからサプライズ的なアイテムを紹介いたしましょう。
それはホーガン「Mシリーズ」のボーイングF-15Eストライクイーグルです。
このモデル、ホビーショー用のサンプルが到着、箱を開けてみたら入っていたという、まさにサプライズ! 「つくるのなら一言いってよ・・・」と、正直思いました(あとでこれが本当になるとは・・・)。
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最強の戦闘爆撃機がF-15E ストライクイーグルです。(写真:USAF)
さて、F-15Eストライクイーグルは、アメリカ空軍のなかでも最強の部類に入る戦闘爆撃機です。なにしろ世界最強の名高いF-15イーグルを母体としているだけに格闘能力はバツグン、おまけに地対空ミサイルから現在最強の爆弾まで搭載可能となっています。
初配備からはだいぶ年月が経っていますが、まだまだ最前線で活躍をしています。
そんなストライクイーグル、実機の人気とは反比例して日本ではなかなか見ることのできない機種でした。航空イベントへの展示はもちろん、訓練での展開も数えるほどでした。
それが2009年、サンダーバーズ来日で30万人の観客が訪れた三沢基地航空祭に展示されたのです! しかも、アメリカはニューメキシコ州マウンテンホーム基地所在の部隊の機体です。
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2009年三沢基地航空祭に展示された米空軍第366戦闘航空団第389戦闘飛行隊のF-15E。
まさかホーガンがこの事態を予測していたとは思えませんが、実にタイムリーなアイテムといえるでしょう。では「Mシリーズ」のストライクイーグルの詳細を見ていきましょう。
ただし、今回公開されたのはあくまでも試験的に製作されたファーストサンプルです。今後発売されますが、仕様は大きく変更される予定です。それを踏まえてご覧いただけますようお願いいたします。
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F-15独特の広い翼面積、スタイリングを的確に再現しています。
まず、全体形はイーグルそのものでいい感じです。主翼のねじり下げを再現できれば合格です。ストライクイーグルの特長であるコンフォーマルタンクも若干大きいような気がしますが、こんなものでしょう。
さて、ディテールに目を向けてみると、ん? んん〜? パイロンが試作タイプとなっています。
排気ノズル間のテールブームも通常型のようですね。
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尾部ディテールは修正となります。
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兵装パイロンが試作型となっているので、ここも修正必要です。
武装の取り付けについてはホーガンよりあくまでも見本だから・・・と連絡がありましたのでそれはスルーするとして、AGM-84H SLAM-ERはモールドもシャープでいい感じです。
このあたりはホーガンと一丸になって修正していく予定ですので、発売時には正しい量産型をお届けすることができるはずです。
最後にちょっといたずら心がおきまして、コンフォーマルタンクを外してみました。
すると・・・おおっ! タンク取り付け用ダボ穴はありますが、エアスクープのモールドがしっかりあります! これは要撃戦闘機型も念頭においてのことが予想できます!!
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コンフォーマルタンクを外してみたら・・・戦闘機型も出る??
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こうして見るとまるでD型! ってことは自衛隊機も・・・。
いずれにしても大いに期待できるモデルです。発売時期、詳細等はまだまだ未定ですが、決定次第で発表したいと考えております。それまでもうしばらくお待ちください!
最後までお読みいただき ありがとうございました!
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