飛行機の翼を運ぶ飛行機です
次世代旅客機として航空界のみならず期待を集めているボーイング787「ドリームライナー」。先日、エンジンテストが無事に終わり、今年の後半にも初飛行するのではとも言われています。
そんな新鋭機に日本の技術がたっぷり反映されているんです。なかでも重要なのが複合材料を使用した主翼です。でも、飛行機の翼なんて大きなものをどうやって運ぶのでしょう?
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B747-400Fをベースに改造。現在4機が稼働中です。
メタボな胴体のジャンボなんです
答えは簡単。翼よりも大きな飛行機で運べばいいんです。ということでボーイング社が開発したのが、ボーイング747LCFです。日本でもおなじみのB747-400をベースに胴体を再設計。横開き式に胴体が開き、大きな荷物を積めるようになっています。ちなみにLCFとは、Large Cargo Freighter(ラージ・カーゴ・フレイター)の略で愛称は「ドリームリフター」となっています。
ホーガンならではの詳細なマーキングも見どころです。
ホーガンならではのスタイリング
ユニークなスタイルの飛行機だけにモデルメーカーの格好の題材となっており、世界各国のいろんなメーカーから大小さざまざなモデルが発売されています。そんな中から今回紹介するのは、ホーガンウイングス製1:200スケールのスナップ・インモデルです。ボーイングへ公式モデルを納入しているホーガン社だけにスタイリングは満点。カラーリングやレタリングも正確そのものです。
胴体を開閉するヒンジフェアリングもしっかり再現!
B787と並べて楽しめます
ホーガン社からは同じスケールでB787『ドリームライナー』が各種発売されていますので、この機体と並べてディスプレイしてもいいでしょう。
さて、近い将来JALのB787がやってきますが、日本製の部品が里帰りしてくるわけで・・・。なんだか面白いですね!
このモデルは品番:3480GR、希望小売価格:5,800円(税別)。全国のホビーショップなどで発売中です。
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国内線用747-400D以来のウイングレット撤去主翼を装備しています。