新色発売
LUMYNOブランドにてすでに発売されている、スバルアルシオーネSVXといすゞピアッツァネロに新色が追加となります。 前者にはシルバー、後者にはブラックがそれぞれ追加発売です。
先行発売されたモデルを購入済みのコレクターの皆さん、買い漏らしのないよう、ご注意ください。 どちらも4,200円(税抜)にて今週中には店頭でご覧いただける予定です。
それぞれのモデルについてちょっとおさらいをしますと・・・
アルシオーネSVXは、1991年8月にデビュー。 前年の1990年には、水平対向12気筒スバルM.M.エンジンを搭載したF1マシーン「スバルコローニC3B」がデビューし、スバルとしては躍動的な時代です(ちなみに、1991年は年末にソビエト連邦が崩壊。 翌年の1992年の春には新幹線に「のぞみ」がデビューしたって覚えてますか? 時の流れは速いものです・・・)。
アルシオーネSVXは、スバルとして初の高級GT市場向けスペシャリティーカーであり、21世紀につながるスバルのイメージリーディングカーとしての役割がありました。
ジウジアーロ率いるイタルデザイン社による先進的なデザイン、他の車種と共通性のない豊富なオリジナルパーツ、当時としては驚異的な溶接打点の多さによるボディ剛性の確保、100万kmに及ぶ実走テスト等々、意欲的なコンセプトとメカニズムを有するクルマでした。
今見てもすばらしいスタイリングです
いすゞ ピアッツァ ネロは、1981年に発売されたいすゞピアッツァを基本とし、いすゞ車の販売チャンネルをヤナセに設ける事により発売することとなったヤナセ専売車種。
いすゞピアッツァはジウジアーロデザインによるプロトタイプモデルの『アッソ・ディ・フィオーリ』(LUMYNOにて発売済みです)をベースにデザインされ、いすゞが総合自動車メーカーへの脱皮を図るための足がかりとなるモデルとして位置づけられていました。
ネロとはイタリア語の「黒」の意味で、高級・スポーティーなイメージを表現することを目的として決められたそうです。 本家ピアッツァとの外見上の違いは、ヘッドライトのリトラクタブル廃止に伴う輸出用4灯ライトへの変更と、88年のマイナーチェンジの際に変更となった、北米向けモデルの『インパルス』のパワーバルジ付ボンネット採用が大きな違いです。
4灯式のヘッドライトが本家よりもシャープな印象を与えます
今回この2台を一緒に撮影して感じたのですが、2台ともベースデザインがジウジアーロ絡みのせいか、並べて写真をとってもバランスがよく、メーカーは異なっても違和感がないですね。 この2ショット、実車で再現してみたいです。