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株式会社国際貿易 スタッフブログ

50回全日本模型ホビーショーには大勢ご来場いただきまして、誠にありがとうございました。この場をお借りしましてお礼申し上げます。

さて、ホビーショー開催ギリギリになって到着したサンプルがいくつかありまして、飛行機ではMシリーズのP-3C オライオン 海上自衛隊もそのひとつです。先に到着していたアメリカ海軍機仕様がなかなかのもので、「これは期待できるかな!」と思っていた矢先に届きました。

パッケージから取り出してみると、グレー一色の米軍型とは異なり、「世界一美しいP-3C!」とファンから絶賛を浴びていたハイビジ時代の海自オライオンをうまく再現しています。


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今回、塗装されたサンプルが到着した日米のP-3Cオライオンです。


ホビーショーでは全期間にわたり展示しましたのでご覧になられた方も多いかと思われますが、より多くの皆さまにご覧頂きたく今回紹介いたします。

これまで海上自衛隊のP-3Cがモデルになると決まって第六航空隊の通称『ガンダム』マークが採用されていました。それがMシリーズでは八戸基地に所属していた旧第ニ航空隊をトップバッターに持ってきました。

北の最前線に配備されていた部隊で、不審船でも活躍したのは記憶に新しいところです。また、海氷観測飛行でも運用されていたので、航空雑誌の誌面をしばしば飾ってもいます。


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青森県八戸基地に配備されていた旧第二航空隊仕様です。
世界一キレイなP-3Cと言われたフルカラー時代の海自機を再現しました。


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コールサインの『ポセイドン』にちなんだ三叉の槍を尾翼に描いています。
ウォークウェイのデザインが違っていますが、製品版では修正されます。



さて、届いたサンプルを細かく見てみましょう。まずスタイルは紛れもないP-3Cです。P-3の特徴である機首からボムベイへつながるふくらみのあるラインも実機の雰囲気をうまく再現しています。

胴体のバブルウインドウはクリアパーツにより再現されていて、実感があるつくりとなっています。


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機首下面からボムベイに通じる膨らんだラインを的確に再現しました。
アンテナ類もほとんどが別パーツでリアル感を高めています!

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胴体左右前後にある監視用バブルウインドウはクリアパーツで再現しました。


また、外国のモデルで問題となる海上自衛隊などの標記も正確な「漢字」となっており心配ありません。

とはいえ、モデルはファーストサンプルなのでまだまだ直す部分がたくさんあります。製品版では訂正を反映したものとなりますので、ご心配なくお待ちください。


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機体の海上自衛隊標記は正しい『漢字』になっています!

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P-3の特徴のひとつであるMADブームも細かく塗り分けられています。

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発売が待ち遠しくなる精悍な顔つきのモデルです!


さて、海上自衛隊仕様と前後して届いた米海軍仕様もあわせてご紹介いたしましょう。マーキングに選ばれたのは米軍でP-3の乗員を養成するVP-30です。日本へも飛来している部隊なので、目撃された方もいらっしゃるかもしれませんね。


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海自仕様とは打って変わって物々しいロービジの米軍仕様です。
マーキングに選ばれたのは、予想外のVP-30でした!!


また、ハープーンにサイドワインダーとフル武装形態が再現されています。カラフルな海自仕様と異なり、いかにも軍用機といえるグレー一色の機体で物々しさを感じさせてくれます。

これらのP-3C、発売は今冬以降を予定しています。ご予約は可能ですので、お近くのホビーショップなどでお問い合わせ下さい。

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主翼下にAIM-9サイドワインダー、AGM-84ハープーン、胴体下にはハープーンとALQ-78 ESMポッドを搭載しています。

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VP-30はNASジャクソンビルに配備されているP-3のクルーを養成する部隊です。

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ハイビジとロービジ。並べて楽しみたくなります!


最後にオマケ画像をご紹介いたしましょう。ショーでは17日のみの展示となったため、ご覧になられていない方も多いMシリーズ F-16Cサンダーバーズ 6機セットのパッケージです。フタ付きの化粧箱で、機体カラーリングをイメージしたものとなっています。

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サンダーバーズのカラーリングをイメージしたパッケージです。

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フタを開けると…2009ツアーのクルーネームが記されています。


また、フタの裏側には2009ツアーのクルーネームが印刷されています。
昨年の極東ツアーを実際に見た方なら欲しくなっちゃいますよね!
このセットは12月発売予定ですので、もうちょっとお待ちください!


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