第50回全日本模型ホビーショー情報 飛行機編 Part.1
秋恒例の全日本模型ホビーショー開催まであと1週間あまりとなりました。記録的な猛暑となった夏の熱気と同じくらい(?)ホットな新製品を用意いたしました。
メーカーより連日サンプルが届いておりますが、ここでは飛行機モデルから紹介してまいりましょう。
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「秋の新金型トリオ」
手前からF-86F、T-38A、F-16C「サンダーバーズ」です。
まずMシリーズからは新金型が3機種にカラーリングバリエーションが4機種、合計14種類が登場します。新金型のなかでもっとも注目なのが、ノースアメリカンF-86Fセイバーでしょう。しかも航空自衛隊マーキングでのデビューです。これがMシリーズ自衛隊戦闘機のトップバッターともなりました。以前ファーストショット原型を紹介したことがありましたが、ようやく量産モデルの試作が完了。こうして公開できるフェイズまでやってきました。
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Mシリーズ初の航空自衛隊戦闘機は「ハチロク」となりました。
このF-86、型式名から「ハチロク」と呼ばれ親しまれた初期のジェット戦闘機。昭和の時代の特撮映画では欠かせない存在として度々登場しているので、若い方でもご存知のことでしょう。今の戦闘機とはまるで違う、丸みを帯びたデザインが逆に新鮮かもしれませんね。
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奇しくも今年創設50周年を迎える第8飛行隊所属機がデビューとなりました。
カラーリングは現在F-2飛行隊となっている第8飛行隊の往時のものを再現しました。岩国基地に配備されていた際のもの、そして三沢基地配備直後のマーキングをチョイス。ちょっと地味かもしれませんが、マーキングの種類はほかにもたくさんあります。メーカーへは参考資料を山のように送っておりますので、別カラーは乞うご期待です!
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抜かりなく6-3ウイング装備の-40型となっています。機首のTACANアンテナは別パーツで再現されています!
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岩国基地時代の第8飛行隊機です。
次に「あと1年はやければ…」となること必死なF-16Cサンダーバーズの6機セットが登場です。MシリーズではこれまでF-16は多数発売されていますが、単座仕様ははじめてとなります。プロトタイプに選ばれたのが、2009年ワールドツアーのカラーリングです。2009年には来日していたので、場合によってはパッケージにパイロットのサインをもらえたかもしれませんね。
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日本へもやって来た2009年ツアー時の編成を再現しました!
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Mシリーズ初のF-16単座型です。クルーネームもしっかりリサーチ!
この単座型F-16が登場したことで、Mシリーズのバリエーション展開はますます拡がることになります。日本がらみでいえば、アメリカ空軍の三沢に配備されている2個飛行隊や在韓空軍部隊が期待できます。そのほかF-16ユーザーは全世界に渡っていますので、さまざまな塗装機が登場するのも時間の問題でしょう。
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単座の16の型が出来たということは、三沢に在韓・・・いろいろ期待が出来そうですね!
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実際にショーを見た方ならば欲しくなること請け合いです!?
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ダイヤモンドにデルタフォーメーション・・・。
お好みのフォーメーションで飾って楽しめますね!
次にちょっと驚きの新製品が到着しました。それがノースロップT-38A タロンです。この機体、アメリカ空軍のジェット練習機として採用。また海軍でも使われていることからも性能の良さが伺えます。NASAでも使用されていて、スペースシャトルの搭乗員が発射基地にやって来る際にも使われるので、その映像をご覧になった方も多いでしょう。
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まさかT-38が登場するなんて・・・驚いた方も多いのではないでしょうか?
そのほかもっとも有名なのが、アメリカ空軍「サンダーバーズ」の使用機だったことです。不幸な事故で引退を余儀なくされましたが、全世界にその華麗な演技を披露していました。
今回、その真打は登場せず、比較的最近のカラーリングが選ばれています。全面を真っ黒に塗装した機体、練習機らしい全面白塗装、そしてまるで戦闘機のようなカモフラージュとバリエーション豊かとなっています。
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細身のスタイルの上に、キュッとすぼまったウエストが特徴です。
もちろんモデルでもリアルに再現しています!
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サンダーバーズやNASA仕様の登場が期待できますね!!
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今回は新金型モデルを紹介しましたが、カラーバリエーションモデルも到着しておりますので、次回はそれらを紹介します。なかでもP-3C、これはカッコいいです!
なお、これらのサンプルは、来週開催の全日本模型ホビーショーにて展示予定です。
発売まではもうしばらくお待ちいただくことになりますが、ご予約の前にジックリと出来栄えをチェックしていただくチャンスです。
皆様のご来場お待ちしております。