2013年12月
2013年12月30日
来年こそいい年でありますように
大正13年生まれの私の母が、今年2月に亡くなりました。
母は私の小さい頃よく「軍歌を聞くと鳥肌が立つ」と言っていました。
(ところで最近の、「感動で鳥肌が立った」という言い方は、何度聞いても違和感があります。
鳥肌は寒さと恐怖に限定してもらいたい、恐怖と感動を混ぜないでほしい、
とおばさんはこの機会に訴えたい)
母の兄の一人は南方で戦死したそうですが、母が一度だけ「犬死」と言うのを聞いたことがあります。
どうして若い伯父さんはそこで死ななければならなかったのか。
リアルタイムで軍歌を聞いたことのない私でも、母の影響か軍歌が耳に入るとぞっとします、今でも。
前の戦争の直接の記憶、間接の記憶が消えていこうとしている時、
新しい戦争の影が濃くなってきました。
安倍首相は、「中国や韓国の人々の気持ちを傷つける考えは毛頭ない」と言ったそうですが、
こんな空虚な言葉を、すらすらと口から出すとは、私は恐怖より、怒りより、日本人として恥ずかしい。
中国の人に、あの言葉はどういう意味ですか、ときかれたら、どう答えたらいいのでしょうか。
事務局〜zj麺
2013年12月25日
2013年12月22日
☆李先生のお話☆
これもずいぶん昔のことになりますが、三重県武術太極拳連盟前理事長の故仲野貴久子先生に誘っていただいて、伊勢で日中学院の李先生のお話を聴いたことがあります。
細部に記憶違いがあるかもしれませんが、こんなお話でした。
李先生は日本人と結婚して日本に住んでおられました。義妹(夫の妹)の夫が中国で戦死した時、義妹は中国人である先生を責めました。その時、義母(夫の母)は義妹に「これは日本が中国へ攻めていってやっている戦争なんだから、二度とねえさんにそんなことを言うのは許さない」と言われたそうです。
特別の学問もない、ものを粗末にしない、そのおかあさんへの信頼が揺るいだことは一度もない、と先生はおっしゃいました。
おかあさんの言葉は、戦争が終わった後なら言えたかもしれないけど、どうして当時そのように考え、そのように言うことができたのか?
賢くも勇敢でもない私のような人間が、今のような状況の中を、間違わないで生きていけるのか。不安です。
事務局〜zj麺
2013年12月04日
☆卓球王国中国男子編☆
卓球世界ランキング 2013. 11月度 (ITTF 11/5発表)
下記の卓球世界ランキングをご覧下さい。
20位まで10名が中国人選手、タイペイ、シンガポール、香港が各3名です
まさに、卓球王国中国。しかも上位4名は中国のかたです。
日本人選手では最近結婚された水谷隼選手の14位が最高ですね。なぜこれほど強い中国!?
次回は今、津から実際に中国に強化合宿に行っている選手から、
その秘密を聞いてここに載せたいと思っています。
大熊猫