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興奮冷めやらない「リオ五輪」も閉幕が近づいている。また、メダルラッシュが続く「日の丸チーム」の快挙に、テレビの前で大声を上げた。陸上男子400メートルリレーがやってくれた。日本史上初「銀メダル」はすごい。「おめでとう!」。

▼「37・6」秒の記録を、4人で走ると@「9・4」秒になる。個人記録では、9秒台のいない日本チームがリレーになると、アメリカを抜いて、王者ボルトも走ったジャマイカチームに次いで2位になった。サムライジャパンの勝因は、バトンリレーの技術だという。

▼次期開催地の「東京五輪」に向けて、がんばった結果が、これまでの五輪よりメダルが最高数になったと言うが、出来すぎである。絵に描いたように取れるメダルではない。世界の選手たちより体格的に小柄な日本チームの選手が次々とメダリストになる。

▼今回の五輪も、団体競技でメダルを獲った、日本チームが輝いている。当然個々の選手が積み重ねた努力の結果であることには違いないが、チーム力が他国に勝る伝統の国民性なのかも知れない。

▼競歩50キロで、荒井選手が逆転の銅メダルを獲った。これも競歩史上初のメダルだという。逆転で勝った選手もいれば、負けた選手もいた。4連覇を目指していた女子レスリングの吉田沙保里選手が銀メダル。それでも、申しわけがないと悔し涙を流していたが、立派なメダルなのに、彼女は負けたという。

▼アスリートたちのかんばる「見本」を見て、毎日教えられている。辛抱するところは、しっかり我慢する。ここだ、というタイミングに攻撃する。冷たい飲み物を飲みながら見ている者からは、偉そうなことは言えないが。当方も残された余生に与えられる金メダルはないが、せめて与えられた環境を、楽しく過ごせたことで、鉛のメダルでも貰えるように、努力したいものだ。

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