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年末の恒例行事になって来た「今年の漢字」には、「安」が選ばれた。解説は、「安保」。「不安」。の「安」と言っていたが、私的に付け加えると「安倍」も加えたい。もちろん「安倍晋三」の「安」で、「三本の矢」から放たれた「マイナンバー制度」、「軽減税率」の政策を打ち出した。これらにも「安心」という気持ちで見守りたい。

▼「第90・・9697代」の内閣総理大臣。一度は降りたが、また、甦った政治家。働き盛りの61歳。祖父は衆議議員。父親は外務大臣。母方の祖父に総理大臣岸信介。大叔父に総理大臣佐藤栄作。すごい政治家一家に生まれたプリンスだ。総理大臣で再登板した事例は、吉田茂以来46年ぶりだという。

▼家系図には、歴代の総理大臣だった吉田茂、麻生太郎、鈴木善幸、宮沢喜一が親戚で、今上天皇家にも繋がっている。「古事記」からも、「安倍氏」の名前が見え隠れしている。八代「孝元天皇」の皇子大彦命を先祖とする皇別氏族で、飛鳥時代から奈良時代の大臣級の高官を輩出する。平安時代以後は「安倍」と称して、安倍清明以後は陰陽師の家系として知られている。

▼過去にも、古代歴史に登場した政治家も総理大臣になった例もあったが、「安倍家」に勝る家系は存在しない。ちなみに、平安京造成を陰で支えた渡来人「秦河勝」一族の末裔は、「太秦広隆寺」で有名である。その末裔である、第80代「羽田孜」は歴代最短内閣だった。日本最古の家系図が国宝になっている丹後一宮・元伊勢「籠(この)神社」の宮司職「海部(あまべ)家」の末裔?だという第7677代「海部(かいふ)俊樹」内閣は、脆弱なスキャンダル内閣だった。

▼歴史に登場した「安倍清明」、「秦河勝」、「海部家」と、歴代の総理になった人物との因果関係は、最近読み漁っている関裕二著「歴史ロマン小説」の影響でもある。現実の「晋三さん」、男のロマンだけに終わらないように「タノンまっせ」。

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