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晩秋の3連休の初日は、寒い風が吹く土曜日になった。紅く色づいていた紅葉葉が、道路上に舞い落ちている。まもなく、落葉樹の木々は、葉を落とし、寒い時期を迎える準備に入る。そして、寒い時期の主役である「椿」には、もう、赤い花が咲いている。

▼大相撲中継が始まる前に、故「北の湖理事長」の遺体を自宅に乗せて帰る寝台車は、11月場所の福岡体育館前で、見送りする協会関係者やファンに、お別れをして東京に向かった。

▼きのうも、開催場所に姿を見せていたが、途中から体調が悪くなり急遽入院して帰らぬ人となったと、郷土、北海道の先輩である大横綱を破って、横綱になった九重親方(元千代の富士)が解説していた。強い横綱を如何にして破るかが、上を目指す力士たちの大きな目標であったと、想いで話しをしていた。

▼遠藤はきょうも敗れた。踏ん張れないほど足腰に違和感がある。力士にはケガがつきもの、きょうになって体調の悪い三力士が、怪我で休場になった。1横綱1大関2関脇を破ったご当地力士の嘉風が大関豪栄道も破って勝ち越した。若々しい取り組みで、来場所期待される。好きな力士稼業を楽しんでいると、インタビューに答えていた。

▼きのう全勝で来た、白鵬を破った日馬富士は、鶴竜に勝った。そして、白鵬は、きのうに続き日馬富士の弟力士の照ノ富士に負けた。伊勢浜部屋の兄弟力士の連携プレイに負けた感じでもあった。おもしろくなって来た今場所の行方は、誰が勝つか。

▼きょうのブログは、大相撲の実況記事になってしまったが、人生の縮図を見るような土俵の取り組だった。相撲で勝っても、勝負に負ける取り組もあった。「猫ダマシ」という奇襲作戦で勝った横綱を非難した理事長は、もうこの世にいない。そんな評価を聞いた横綱は、「変な質問」と横綱の品格に似合わない応対だった。「相撲道」を理解させるには、やっぱり外人には無理である。

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