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台風一過の、青空が空いっぱいに広がった日。久しぶりに空を見た。まだ、「残暑」だが、まさしく気持ちがいい秋の空。台風の前には、木々の落葉でわが家の前には、溜まっていた枯葉がどこかへ去った。台風シーズンには、落葉の掃除もしてくれる。

▼昭和時代は、道路や庭の枯葉の掃除と言えば、「竹箒」が主流だったが、コードレス送風・吸塵機が開発されている。公園の枯葉掃除作業にも使用されていた。風で飛ばしながらの作業は効率もよい。考えたのは人間だが、見本は自然界にあった。

▼顔見知りが集まる場所で、現役サラリーマンが、「深夜勤務」の経験者だったころの思い出話をしていた。深夜作業をしていた当時の先輩たちの寿命が短いと、身近な体験事例を挙げていた。

▼いまや「24時間時代」。「三勤交代」の、働き手の若者らは、「喰う、寝る、遊ぶ」に事欠かない時代になったが、そんな生活は、大きな落とし穴「短い人生」であることを示唆していた。

▼古来、我らの先人たちは、「太陽が昇ったら働き、日没には仕事を終える」。そして「夜なべ」と言って就寝を惜しんで仕事した。そんな生活を千年以上も続けてきた。現在は、労働者の年間休日120日もあるが、昔は「正月三日、盆三日、祭りは二日でおこまいか」の少ない休日にも耐えてきた。

▼しかし、人間の疲労した肉体は、真夜の睡眠時に回復されることは一般的常識だが、生活や勤務環境によってその通りに行かない現実もある。

▼理想的な就寝の時間帯は午後10時に床につき、朝5時に起きる。それ以上寝てもダメだという。90分の倍数の4時間半、6時間までは、良いらしい。5倍の7時間半は、長寿に生きられないデーターがあるらしい。

▼便利な道具は、自然界にある見本にヒントに考え出されたものが多い。だが、長寿に元気で生きる自然界の見本は、何だろうか。樹齢2300年の天然記念物「栢野の大杉」にお参りして、「草だんご」を食べれば長生きできるかもしれない。

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