温暖化現象で地球の温度が上がると、さけばれたのは、もう十数年前と記憶している。その影響なのか、近年、雪が少ない冬になっての、暖かい日が続くと、ありがたいと思うが、夏場の猛暑日はこたえる。
▼きのうの暑さはさすがに参った。2時間ほど駐車して、再出発した車内はチンチンの熱さだった。ハンドルも握られない状態。日中、日当たりしているアルミ・ドアの取っ手が、火傷しそうな熱さだった。
▼猛暑体感は過去にもあったが、きのうの熱さは異常だった。子どもの頃には、体感しなかった夏になるのかと思うと、生活習慣を変えなければ病人がもっと増えるだろうと思った。赤道近くの熱帯地区の島国では、太陽が照りつける日中は、島民は誰も外出しないという。
▼南洋の島での暮らし方のノウハウは持ち合わせていないが、「常夏の島」で、椰子の葉陰でのんびりと、ウクレレに合わせて踊る民族舞踊の「フラダンス」。そんなハワイを想像してしまった。
▼「ウクレレ」の語源は「ノミが跳ねる」という。楽器に無縁であった人生に、「天からの啓示?」を受けたようにウクレレを弾いてみたいという思いに火がつき、「ウクレレ教室」を探していたら、近くにあった。
▼「こっそり習って、皆を驚かせる」時間もない余生だから、「有言実行」型で教室を訪ねてみた。「習うより、慣れろ」のコトバに後押しされての約2時間は、異次元の世界だった。音楽的素質の有無より、やってみる「やる気」を前出しの気持ちが「トライ」だ。
▼まだ、この気持ちが残っている。猛暑に負けていられない。いつの日か、ウクレレを弾きながら童謡を口ずさんでみたい。
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