2016年04月
熊本地震被災地の現地調査(西原村、益城町、熊本市内)
ペット同伴のテント村ペット同伴のテント村(益城町総合体育館芝生広場)
益城町の総合体育館広場に設置されたペット同行避難者用のテント村。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が設置したものです。当初は、大型テント「バルーンシェルター」を設置ししていましたが、プライバシー等のことを考慮し、個別のテントに変更されました。
被災地では車中泊によるエコノミークラス症候群が相次いでいます。ペットの鳴き声や匂いなど、避難所では様々な課題もあり、ペット同伴のテント村は非常に喜ばれています。
当日は、かなり温度も上がり、これから梅雨の時期を迎えます。早急にペットと同伴が可能な仮設住宅(みなし仮設が含む)の確保が必要です。
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)のHP
http://peace-winds.org/news/emergency/9818
歩数【0】歩・移動距離【410】km・燃費【28.7】km
福祉避難所のイメージ(愛媛県のホームページより) 一般の避難所での生活が困難な高齢者や障がい者ら災害弱者のために、自治体と協定を結んだ老人ホームなどに設置される「福祉避難所」について、熊本地震前に熊本市が約1700人の受け入れを想定していたのに、実際の利用者は100人強にとどまっています。
福祉避難所は、高齢者や障害者、妊産婦ら配慮が必要な被災者向けに、災害時に開設される避難所です。自治体が災害救助法に基づき、福祉施設や公共施設などを指定します。国の指針によると、紙おむつや医薬品、車椅子などを備蓄し、対応にあたる「生活相談職員」を置くことが望ましいとされています。
地震前、熊本市が協定を結んでいた施設は176カ所で、約1700人を収容できるはずでした。しかし、実際には破損により使えなくなったり、職員も被災して手が回らなくなったりして、受け入れられない施設が続出しています。
熊本市によると、4月25日時点で避難者を受け入れているのは34施設で、想定の1割以下の129人にとどまっています。
一方、熊本学園大は行き場がないと助けを求める声に応え、バリアフリーの新しい校舎を開放し、高齢者や車椅子の人、視覚障がい者ら60人を受け入れました。社会福祉学部の学生らが支援に当たる。ほとんどが口コミで集まったといわれています。
なぜ、福祉避難所が利用されないのか。その理由は、福祉避難所そのものが知られていないという事実。もう一つは、その福祉避難所を担う人材の不足ということではないでしょうか。
一般の避難所から移ってきた80代の女性は「福祉避難所があることすら知らず、相談先も分からなかった」とマスコミの取材に応じていました。一般の避難所で、個別の調査を徹底しながら福祉避難所に誘導することが重要です。
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熊本地震被災地の現地調査(南阿蘇村、益城町、熊本市内)
阿蘇大橋崩落現場阿蘇大橋の崩落現場
南阿蘇村の阿蘇大橋の崩落現場。東海大学農学部キャンパスの正門は橋のすぐ近くにありました。
4月16日に発生した震度7の直下型地震「熊本地震」で、西側の山から大規模な土砂崩れが発生し、豊肥本線・国道57号とともに橋台と桁の一部を残して崩落しました。
歩数【0】歩・移動距離【297】km・燃費【24.3】km
4月29日、井手よしひろ県議は熊本地震被災地を訪れ、各自治体の被災支援体制や避難所の運営体制などを調査しました。
成田空港から福岡空港までジェットスターの早朝便で移動。その後、レンタカーで南阿蘇町に向かいました。南阿蘇町役場には同日まで茨城県の職員が全国知事会の要請で、被災者の支援業務に携わっていました。
その後、今回の震災で最も大きな被害が出ている益城町を訪問。地元町議会議員の吉村建文町議と面談。被災者生活再建支援法や災害救助法の応急修理制度などについて、意見交換、現場での確認を行いました。
吉村議員は、自らの自宅も被災しましたが、住民のために大車輪で働いていました。大変な状態でも、明るいこと、元気なこと、とても大事だと実感しました。
益城町では、5月1日から罹災証明書の受け付けを始めます。家屋調査は先行して始まっています。罹災証明証は被災者支援の基礎となるものです。しっかりとしたシステムが運用できるか、ここが正念場です。
続いて、益城町災害FMを配信しているスタッフを訪問。益城町の災害FMは、水戸のFMぱるるんの支援で立ち上がりました。ぱるるんのスタッフは入れ違えて茨城に帰られましたが、地元のボランティアのみなさんが大切な情報を発信しています。なお、益城町の防災FMはスマホのアプリ「FM++」でも視聴することができます。
益城町の被災状況は、想像をはるかに超えたものです。直下型地震、震度7を2回経験するという自然の破壊力を見せつけられました。29日現在で震度1以上地震が1000回も続いています。被災して避難所で暮らす住民の体力も気力も限界に来ていると感じます。
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JR日立駅で県議会報告(県議会改革の進捗状況について)
県議会改革推進会議(参考人からの意見聴取)
熊本地震被災地調査のために移動・前泊(成田市内)
[フレーム]磯山さやかの旬刊!いばらき『潮干狩り体験』
今回の「磯山さやかの旬刊!いばらき」では、磯山さやかさんが「潮干狩り体験」を紹介します。
鉾田市の大竹海岸では参加者の目の前でハマグリを放流し、合図と同時に一斉に楽しむというユニークな潮干狩り体験が出来ます。潮干狩りの後は海を眺めながらのバーベキューはいかがでしょうか?器材の貸し出しもしてくれるので手ぶらで楽しむことができます!
歩数【3000】歩・移動距離【166】km・燃費【30.4】km
新たな茨城県の基本構想がまとまりました。この基本構想は、茨城県を取り巻く環境の変化や本県の特性、県民の意向などを踏まえて、 概ね2050年(平成62年)を展望した、いばらきづくりの基本方向を表すとともに、計画を推進するための基本的な姿勢を示すものです。
4月27日に開催された総務企画委員会では、その基本構想に盛り込まれた「イノベーション大県いばらき」を目指すことについての様々な議論が交わされました。
その中で、井手よしひろ県議は、イノベーション大県を目指す茨城県にとって、水素社会の創出を目指すことの重要性を強調しました。
4月28日には、世界初の量産型燃料電池車「MIRAI」が、公用車として茨城県に納車されました。これに先立って、4月6日には移動式水素ステーションがつくば市春日町にオープンしました。いよいよ茨城県内にも燃料電池車が走り出すことになります。
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歩数【6000】歩・移動距離【82】km・燃費【28.3】km
多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等様々な住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税を行っています。
その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が生まれ育った故郷の自治体には税収が入りません。
そこで、「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた"ふるさと"に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」、そんな問題提起から始まり、数多くの議論や検討を経て生まれたのが「ふるさと納税制度」です。
「納税」という言葉がついている「ふるさと納税」制度ですが、実際には都道府県、市区町村への「寄附」です。一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。しかし、「ふるさと納税」では自己負担額の2000円を除いた全額が控除の対象となります。
さらに、この「ふるさと納税」制度に火をつけたのが、少しでも多くのふるさと納税(寄付)を受けたい地方自治体が、様々なインセンティブ(特典)を競うようになったことです
NHKのクローズアップ現代で紹介された北海道上士幌町の事例を紹介します。
十勝地方にある上士幌町は、人口5,000人。酪農を中心とするこの町の税収は、年間およそ7億円です。この町の税収7億円を上回る額のふるさと納税が集まってきます。
人気を集め始めたのは2013年。地元の特産品をふるさと納税の特典につけたところ、雑誌の取材が相次ぎました。特典は、町で生産される霜降り和牛です。寄付金の5割相当をお礼に返す、気前のよさが話題になりました。 上士幌町の財政担当者は、「この辺の習慣で、おおむね半返しぐらいの気持ちでという文化があるので、寄付金の半額ぐらいの価値のある物をお返ししている」と放送で語っていました。
ふるさと納税で集まった寄付金は、子育て支援や少子化対策に充てられています。老朽化が進んだスクールバスを新車に買い替えたり、図書館には60万円分のDVDソフトを奮発しました。幼稚園の無料化や早期の英語教育などにもふるさと納税を活用するとしていました。
返礼用の和牛の加工販売を請け負うのは地元企業です。以前は月に1頭分の肉を販売するだけでしたが、ふるさと納税が増えるにしたがって、月10頭以上の需要があります。そのため新たにパート社員4名も雇用。結果的に町に納める法人税も増えました。
こうした特典がネットやテレビで紹介され、ふるさと納税がまさに炎上しているわけです。
ふるさと納税に関するポータルサイトも登場しています。各自治体が掲げる政策の内容だけでなく、どんなお礼の品があるのか確認できます。
返礼品は、種類ごとに分類され、分かりやすく通信販売のように写真入りで紹介され、商品目当てで寄付する自治体を選ぶこともできるようになっています。
自治体の中には、より多くの寄付金を集めるため、最大8割を商品で還元するところもあります。
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JR大甕駅で県議会報告(県議会改革の進捗状況について)
境町、常総市の災害復旧について調査
JR勝田駅"ようこそ、青の楽園"ようこそ、青の楽園へ。JR勝田駅にネモフィラの装飾
JR常磐線勝田駅の壁や階段がネモフィラの写真で装飾されます。
期間:2016年4月18日(月)〜5月8日(日)
満開を迎えた国営ひたち海浜公園のネモフィラを駅利用者にも楽しんでもらおうと、JR東日本水戸支社が今年初めて企画しました。
今年は、暖冬の影響で2週間ほどネモフィラの開花が早くなっています。GWは前半にぜひお出かけください。
また、道路は大変渋滞します。JR勝田駅からひたちなか海浜鉄道と無料ピストンバスを利用すると、渋滞しらずで"青の楽園"に直行できます。
JR勝田駅〜阿字ヶ浦駅『ひたちなか海浜鉄道・湊線』に乗って公園へ!
阿字ヶ浦駅から公園まで、"ネモフィラシャトルバス"(無料)運行4/23(土)〜5/15(日)
http://hitachikaihin.jp/info/post-35291.html
歩数【3000】歩・移動距離【222】km・燃費【29.8】km