特に、これまでの定期協議会等でのやり取りを目撃した人は、腰を抜かすんじゃないかな・・・。私が以下の英語論文で書いたとおり、プロサバンナに関わるブラジル側の意図は「土地」でした。論文の結論が間違っていないことを自分の目で確認できて、いささか安堵。 ■しかく"Analysis of the discourse and background of the ProSAVANA programme in Mozambique – focusing on Japan’s role"
→http://farmlandgrab.org/post/view/21574
TV CAMARA Palavraberta 2012年6月27日放送
聞き手:Amneres Santiago
ゲスト:ルイス・ニシモリ(Luiz Nishimori)下院議員・社会民主党 (Partido da Social Democracia Brasileira: PSDB-PR, Paraná)パラナ州選出
ニシモリ議員:そのとおりです。そこから食料を購入することもあるでしょうし、また、そこから直接購入をしなくとも、日本は食料輸入国です。彼らは食料の購入を必要とします。世界的に食料の増産がなされれば、その価格は下落し、それは日本にとって利益になります。そこで日本政府は穀物生産の拠点となるナカラ回廊の650kmの道路の舗装工事とナカラ港湾のリハビリを請け負っています。ブラジル政府はナカラ港湾の近隣にナカラ国際空港を建設することで支援しています。この地域では(ブラジルの総合資源開発企業)ヴァーレ・ド・リオ・ドーセ(Vale do Rio Doce)なども石炭や鉄鋼といった鉱物資源の採掘を行っています。そこに今度は我々のブラジル人農業労働者を連れていくわけです。ブラジルにおいて農業を行いたくとも土地が不足している若い人たちです。