ミャンマー訪問レポート(2016327日〜42日)

NPO法人日本歯科ボランティア協会(ADVJ)

参加メンバー 理事長 長谷川了 理事 登坂邦彦 会員 常木哲也

九州歯科大学 地域健康開発歯科部門 准教授 岩崎正則

1.在ミャンマー日本国大使館訪問 ( 3/28 )

松尾秀明参事官、船井雄一郎一等書記官、

渡邉太郎二等書記官と懇談。

新政権発足に向けた現状について説明を受け、今後の当会の計画
についてミャンマーでの

事業の進め方についてアドバイスを受ける。

大使館正門前にて

2.ヤンゴン歯科大学予防歯科学講座准教授Dr. Maung Maung Myintと健診 ( 3/28 )

カイマーヤマ尼僧院 タンリンにて

日本より健診器材,歯ブラシ等を持参しヤンゴン大予防教室
スタッフと生徒
約200名の健診と指導を行う。

3.マンダレー歯科大学予防歯科学 講師Thein Tun Ooと情報交換( 3/29 )

ミャンマーの現状と予防歯科の今後のあり方、海外からの支援について

4.Dr. Maung Maung Myint准教授と懇談 ( 3/30 )


今後の健診の進め方とデータ管理体制

について意見交換をし、次年度の健診

支援を約束した。

5.ミャンマー歯科医師会新会長Prof.Thein Kyu、役員のDr.Myat Nyanと会談 ( 3/30 )

活動方針を確認し、各事案について協議・支援歯科器材の受入れ
体制

・研修支援への希望

・健診の進め方

・日本歯科医師会と緬歯会との連携

6.ミャンマー政府医療課副所長、歯科統括官 Dr.KHIN Maung と会談( 3/31 )

ミャンマー政府は既にNGOとの認識

健診制度の進め方、支援のあり方に

ついての細部の意見交換を行う。

ネピドー新歯科病院の視察に招待を

受ける。

6月の政府の健診への共同参加を

合意する。

7.ヤンゴン歯科大Prof.Shwe Toe 学長と懇談 ( 3/31 )

来年以後の健診継続について合意する。

8.ミャンマー歯科医師で進出企業へのコンサルタント業のDr.Tun Tun Thwe氏と懇談 ( 3/31 )


日本から歯科技工分野に進出の「ワールドラボ」「デンタルサポート」の現状

について説明を受け、当会への助言を受ける。

9.ミャンマー歯科医師会新会館見学 ネピドー ( 4/1 )

10.保健省国際保健部長 Dr.Kyaw Khang 医師と懇談 ネピドー ( 4/1 )

新政権の方針説明を受ける。

当会のNGO認定の進捗状況、今後の

対応について助言を受ける。

当日保健省で開催された大臣説明会に

出席のヤンゴン大シュエトウ学長

11.ネピドー国立新歯科病院見学 ( 4/2 )

Dr.Khin Maung氏から新病院内部を

案内される。

今後歯科衛生士の養成も計画中

今後の日本の大学等からの支援を要請

される。

広大な敷地と病院の大きさに驚嘆

この国立歯科病院は今後展開が期待される歯科公衆衛生の拠点病院になると思われる。

NPO法人日本歯科ボランティア協会」はこの病院内に当会の事務所設置が既に決まっており、
今後、ミャンマー政府と協力してミャンマーの歯科医療の発展及び、健診等の歯科保健制度の

確立、保健教育を推進する人材育成に協力していきたいと願っている。

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