四国旅行最終日は、
兵庫県の姫路城を目指して
しまなみ海道を帰路に松山を後にした。
松山市中心部からしまなみ海道今治ICまでは
一般道を走って約1時間の道程で、
瀬戸内海を望みながらの運転は快適だ。
目指すは大三島にある多々羅温泉三島の湯だ。
しまなみ海道は6つの島を経由して
愛媛県から広島県までを結ぶ高速道路で
7つのきれいな吊り橋と雄大な島並を望みながらドライブできる。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
(来島海峡SAからの風景)
愛媛県側から3つ目の島、
大三島で高速を降りると北に5分ほど走ると、
お目当ての温泉があるという。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
その温泉は多々羅しまなみドーム内にあって、
そのドームには多目的グランドをはじめ
テニスコートや温水プール、トレーニングルームなどもある
まちの総合スポーツ施設だ。
来島海峡SAでもらった施設優待割引クーポンを使って
一般入湯料金500円のところ400円で入湯できた。
施設入口で靴を脱いで受付横券売機で料金を支払う。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
正面には温水プールが窓越しに見えている。
温泉は右奥にあるというので足早に移動する。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
脱衣場はプール利用者と兼用となっていて、
味気のないブリキ製ロッカーが並んでいる。
公共施設なので仕方ないかもしれませんが
温泉気分も萎えてしまう。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
内湯には多々羅大橋を望む展望浴室で、
細長く変形した湯舟があって奥がジャグジーとなっている。
浴室に入った瞬間、
ヨウ素臭と思われるニオイが若干気になりつつ湯舟に浸かると、
湯は食塩泉の濃厚な療養泉となっていて、
まとわりつくようなマッタリとした浴感と
食塩泉らしい力強いものが伝わってくる。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
加温循環式だが塩素臭はほとんど皆無で
ゆっくり湯浴みすることができた。
平日の昼間とあって貸し切り状態の中、露天風呂へと移動すると、
小さい湯舟ではあるが、
外の景色はガラス越しのものとは違い迫力がある。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
チョット目隠しが邪魔ですが、
正面には静かな海に浮かぶ生口島と
世界一の斜張橋である多々羅大橋が目の前に迫ります。
そんな景色を独り占めにできる贅沢な露天風呂だ。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
海までの距離も10メートルほどで気分も最高です。
「飲泉できません。」と表示があるが
試しに舐めてみると、
強烈な塩辛さと苦味があって
体にはあまり良くなさそうな味がしました。
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画像:多々羅温泉 三島の湯【温泉奉行所】]
評価について、
眼下に広がる自然豊かな瀬戸内の島々と
そこに大きな人工物である多々羅大橋とが融合した景色が
静に見渡せる最高のロケーション。
景色は良くても湯は残念ながらの循環湯なので
厳しく評価すれば3つ星の評価が限界だろう。
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